Critérium du Dauphiné 2012 大会公式サイト
ÉTAPE 5 Saint-Trivier-sur-Moignans -> Rumilly【186.5km】
コース図等
ついに超級山岳が登場するステージ。
まずは2級の山岳を越えた後、超級Le Grand Colombierに。
さらに3級山岳を越えますがその後はほぼ平坦なステージ。
山岳を集団で越えた選手内での争いになりそう。
実況は谷口広明さん、解説は飯島誠さん。
放送開始時点では9人が逃げており117km地点付近を走行中
大集団とは4分強の差がついていました。
超級Le Grand Colombierの山頂付近から放送開始となりましたが、
まだ先が長いこともあってか、仕掛けは出なかった模様。
この超級山岳は選手の絞込みが起きただけかな。
超級Le Grand Colombierの山頂付近で
逃げ集団からサルビエントがペースアップ、
反応はありましたが追いつく選手はおらず、
サルビエントが先頭で通過、これで山岳ポイントで2位に浮上しました。
下りに入りましたが雨で路面が湿っている影響で
各選手ともかなり慎重に下っている感じ。
集団もばらけ10人程度の追走集団が形成されました。
下り終えてすぐに3級Col de Richemondの登坂に突入。
ここまで4分前後の差を維持していた大集団ですが、
追走集団を潰すべくペースアップ。
一気にタイム差を縮まってきました。
タイム差が1分半ぐらいになった所で、
大集団からウィギンスがアタック。
あっという間に追走集団に追いつきました。
3級Col de Richemondの山頂は放送では映らず……
サルビエントが先頭で通過し山岳賞ジャージを奪取したようです。
大集団との差は1分を切ってきました。
逃げ集団は統率が取れていないのですが、
追走集団もあまり綺麗に回っていないせいか差が詰まりません。
大集団は余裕を持って前を追っている感じに見えます。
追走集団にいたルイスレオンサンチェスが脱落、
これをきっかけに追走集団は失速、大集団に吸収されました。
粘っていた逃げ集団は残り10kmで1分差と、
逃げ切りの可能性が出てきました。
この後もタイム差はあまり縮まらず残り7kmに。
逃げ切りも逃げ集団でナバーロがアタック、
これは失敗しましたが続いてビショが仕掛けます。
この仕掛けに対し他の選手はお見合いしてしまい
ビショは単独で抜け出しました。
少し遅れてロサダが追走の動きを見せ1忍付いてきましたが
しかしこの2人とビショは残り2.5kmで20秒差、
さらに差は広がっていきます。
結局ヴィショは逃げ切り勝利に成功。
飛び出した勇気が実った形となりました。
総合成績には大きな変動はなしでした。
・ÉTAPE 5 成績
1位 4h 42m 17s アルテュール・ヴィショ(FDJ)
2位 + 26s エゴイ・マルティネスデエステバン(EUS)
3位 + 26s デミトリ・フォフォノフ(AST)
・総合成績
1位 18h 54m 23s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
2位 + 38s トニー・マルティン(OPQ)
3位 + 1m 20s マイケル・ロジャース(SKY)
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