Critérium du Dauphiné 2012 大会公式サイト
ÉTAPE 2 Lamastre -> Saint-Félicien【160.0Km】
コース図等
またも山岳ステージ、ゴールのSaint-Félicienこそ4級ですが、
それまでに2級・2級・3級・2級・4級と
多くのアップダウンを乗り越えてくるコースレイアウト。
最後の4級も小さいながらも差がつきそうです。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では4人が逃げており106km地点付近を走行中
大集団とは3分弱の差がついていました。
3級Col de Rochepauleの登坂途中でしたが大きな動きはなく
山頂ではカドリが先頭で通過していきました。
すぐに2級Col de Lalouvescの登坂に突入。
逃げ4人からは脱落者はいませんでしたが
大集団からは少しずつ選手がちぎれていきます。
残り40km付近で大集団からポリオルがアタック、
フェイユ、ヴォクレール、シュレルの3人が合流し、
4人の追走集団が形成されました。
2級Col de Lalouvescの山頂もカドリが先頭で通過、
追走集団は約1分遅れ、大集団も追走からは
それほど遅れていない状態で通過していきました。
下りに入ってすぐに追走集団は大集団に飲み込まれました。
下りの途中でタイム差は30秒台に、
さすがに吸収は早いと見たか大集団は調整を始めます。
4級Col de Fontailleの登坂に入る所でタイム差は45秒。
ここも山頂手前で大集団からアタックが発生。
この山岳ではケルヌが先頭で通過、
カドリは2位通過で山岳賞ジャージを奪取しました。
そして下りに入ると追走はまた吸収され、
代わってルーがアタックして飛び出しました。
ルーは先頭を走っていたカドリに追いつきましたが、
すでに集団が迫っており足掻きもむなしく吸収されました。
残り5kmの手前でシュレルが仕掛けましたが、
4級Saint-Félicienの登坂口に入る前に潰され
一団のまま登坂に入っていきました。
リクイガスの牽きで登りにもかかわらず集団は縦長に。
有力選手が前に残る中、モレーノがいち早く仕掛けます。
他の選手も追っていましたが、モレーノは逃げ切りに成功。
少し登り加減のゴールスプリントでしたが、
モレーノの力強さが光る形となりました。
・ÉTAPE 2 成績
1位 4h 02m 38s ダニエル・モレーノ(KAT)
2位 same time ジュリアン・シモン(SAU)
3位 same time トニー・ギャロパン(RNT)
・総合成績
1位 8h 45m 42s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
2位 + 1s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 2s アンドレー・グリブコ(AST)
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