Giro d'Italia 2012 大会公式サイト
Tappa 19 Treviso -> Alpe di Pampeago【198.0Km】
コース図等
今年のジロもラスト3ステージ、総合上位勢による
熾烈な争いが予想される難関山岳ステージ。
3級・1級・1級・2級・1級と5つの大きなアップダウンがあり
登坂力が試されるコースレイアウトです。
実況は永田実さん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では17人が逃げており95km地点付近を走行中
大集団とは7分以上の差がついていました。
補給地点を通過するあたりではタイム差は9分弱に、
その後10分まで差が開きます。
まだ4つの山岳登坂が残っているので、
きっちり補給を摂るべくペースを落としているのかな。
1級Passo Pampeago/Reiterjochの登坂に入ると
逃げ集団からグアルディーニが脱落。
大集団は人数を少し減らしながらもタイム差を縮めていきます。
1級Passo Pampeago/Reiterjochの山頂付近で
ピラッツィが仕掛けて先頭で通過。
大集団は6分台の遅れで通過。
下りに入って大集団でハンターが落車。
すぐに復帰できておらず、ちょっと大事かな……
長い下りで大集団は約4分まで差を詰めてきました。
そして1級Passo Pampeago/Reiterjochに突入。
逃げ集団ではローレッガーがアタックを繰り返し
残った選手はローレッガー、カザール、ピラッツィの3人に。
残り44kmで仕掛け続けていたローレッガーが脱落、
これで先頭はカザールとピラッツィのみに。
大集団からはティラロンゴが脱落、
タイム差は3分20秒前後から縮まらなくなりました。
登坂途中にあるゴール地点を1度通過するルートなのですが、
ローレッガーが約30秒遅れ、大集団は3分強の遅れ。
1級Passo Pampeago/Reiterjochの山頂を逃げ2人は争わず通過。
2級Passo Lavazèの登坂に突入。
集団からカタルドがアタックし抜け出しました。
さらにシールドラーイェルスも仕掛け、抜け出しに成功します。
2級Passo Lavazèの山頂も先頭2人は静かに通過。
セッラ、ローレッガーは30秒弱の差。
集団は2分50秒を少し切る感じ。
最後の登坂は勝負がかかってペースアップするだろうから
逃げ切りはちょっと厳しいかな。
最後の山岳1級Alpe di Pampeagoに入る前に
セッラ、ローレッガーの2人が先頭2人に追いつき逃げ集団は4人に、
これで逃げ切りの可能性はちょっとあがったかな。
山岳1級Alpe di Pampeagoに突入、
逃げ集団からはピラッツィがアタック、
ここでローレッガーが遅れてしまいました。
セッラもちょっと厳しく、
カザールとピラッツィの2人に絞られました。
そして勢いが良いのが第2追走のクロイツィゲル、カタルド。
残り4kmを切った所で追いつきかけます。
追い上げてきた所で先頭2人からピラッツィがアタック、
追ってきた2人を引き離しにかかります。
クロイツィゲル、カタルドはカザールに追いつき、
そのままピラッツィにも追いつきました。
メイン集団ではスカルポーニがアタックし活性化。
先頭もクロイツィゲルが更なるペースアップで
カザールを振り切っていきました。
メイン集団で良い動きを見せていたヘシェダルがアタック、
スカルポーニが反応しましたが、
ホアキン・ロドリゲス、バッソの2人は置いていかれます。
残り2kmですがどこまで差をつけられるか……
ヘシェダルはさらにペースアップ、
スカルポーニとともにカザールを抜き去り2番手に浮上。
先頭のクロイツィゲルは迫られながらも逃げ切り勝利。
2位のヘシェダルは19秒遅れ
ホアキン・ロドリゲスは3位でゴールも32秒遅れと
ヘシェダルに対して差をつけたいステージで
逆に差を詰められてしまう結果となりました。
マリア・ローザはホアキン・ロドリゲスが
マリアロッサ・パッシオーネはカヴェンディッシュ
マリアアッズーラはラボッティーニ
マリア・ビアンカはウラン
・Tappa 19 成績
1位 6h 18m 03s ロマン・クロイツィゲル(AST)
2位 + 19s ライダー・ヘシェダル(GRM)
3位 + 32s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・総合成績
1位 84h 05m 13s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 17s ライダー・ヘシェダル(GRM)
3位 + 1m 39s ミケーレ・スカルポーニ(LAM)
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