Giro d'Italia 2012 大会公式サイト
Tappa 18 San Vito di Cadore -> Vedelago【149.0Km】
コース図等
2連続山頂ゴール前の脚休め、
大きな登りはほとんどなく下り基調のコースレイアウト。
スプリンターにとっては最後の活躍の場なので
スプリント争いに持ち込まれる公算大です。
実況は白戸太朗さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では4人が逃げており47km地点付近を走行中
大集団とは3分弱の差がついていました。
カヴェンディッシュにスプリントポイントを取らせるべく
大集団は中間スプリントに向けペースアップ。
スプリントポイント手前で逃げ4人を射程県内に捉えました。
逃げ4人を捕まえる直前に大集団からケイゼルがアタックも失敗。
カヴェンディッシュがきっちり先頭で通過。
あとはゴールスプリントでも1位を取って
ホアキン・ロドリゲスとの差を少しでも開いておきたい所です。
スプリントポイントを超えた所で再びアタック合戦が開始。
結局4人が抜け出しに成功しました。
ゴールスプリントに持ち込みたい大集団はあまり差を広げず、
1分以内の差を維持して4人を追っていきます。
残り20km付近でスカルポーニにパンクが発生、
アシストが懸命に仕事をして集団に復帰させました。
時間を失いかけない危ない状況でした。
大集団に迫られた逃げ4人からドラージュがアタック、
他の3人には大集団に飲み込まれていきました。
換わって大集団からバクが抜け出します。
集団はこの動きに反応しません。
バクは残り10kmのアーチ手前でドラージュに合流しました。
2人は懸命に逃げていましたが、残り4kmを切った所で
大集団が一気に飲み込まれていきました。
ここからスプリンター擁するチームの主導権争いが加速します。
教会の鐘に迎えられてのゴールスプリント、
カヴェンディッシュが2番手の好位置につけていましたが
いち早く仕掛けたグアルディーニが凄まじい伸びを見せて
カヴェを追いつかせずゴールイン。
良い末脚を見せてくれました。
カヴェはポイント賞のために1位でゴールしたかったのですが……
ここで失ったポイントがどうなるか。
マリア・ローザはホアキン・ロドリゲスが
マリアロッサ・パッシオーネはカヴェンディッシュ
マリアアッズーラはラボッティーニ
マリア・ビアンカはウラン
・Tappa 18 成績
1位 3h 00m 52s アンドレア・グアルディーニ(FAR)
2位 same time マーク・カヴェンディッシュ(SKY)
3位 same time ロベルト・フェラーリ(KAT)
・総合成績
1位 77h 47m 38s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 30s ライダー・ヘシェダル(GRM)
3位 + 1m 22s イヴァン・バッソ(LIQ)
PR