Giro d'Italia 2012 大会公式サイト
Tappa 14 Cherasco -> Cervinia【206.0Km】
コース図等
休息日なしの12連戦のラスト2日に待ち受ける山岳ステージ2連発。
第14ステージは2つの1級山岳がともに強烈、
1つ目Col de Jouxは22.4km、2つ目Cerviniaは27kmも登るという事で
総合争いを大きく左右するステージになりそうです。
実況は吉田智則さん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では8人が逃げており140km地点付近を走行中、
大集団とは約13分の差がついていました。
1級Col de Jouxの登坂に入っていていよいよ勝負所が始まった感じです。
放送開始直後に逃げ8人からバルタが抜け出しに成功。
そして置いていかれた7人から4人が追走集団を作りました。
そして山頂が近づいてきた所で、大集団からルハノとクネゴがアタック
集団はこの2人の動きを容認します。
1級Col de Jouxはバルタが単独で先頭通過。
追走の動きを見せたルハノとクネゴですが、
クネゴが少しついていけない感じです。
そして追走集団にいたアマドールがバルタを抜き去りました。
ルハノとクネゴも順位がいつの間にか入れ替わっており
下りの巧拙が如実に出てしまった感じです。
スプリントポイントを抜けて1級Cerviniaに突入。
残り20kmでバルタが追走4人に追いつかれそうに、この集団が1分強の差。
大集団はまだ8分ぐらい差があるみたいですが、
まだまだ追いつけない感じでは無さそう。
先頭が残り15km付近を走っている頃に
クネゴはチュルーカに抜かれて集団に吸収。
クネゴの動きは本当に決まらないなぁ。
残り11km手前で、2番手を走っていたデマルキが
先頭のアマドールに合流し先頭は2人に。
残り10kmで単独で追っているバルタまで約30秒差
大集団とは6分強の差、差がなかなか詰まらないので
逃げ切りのチャンス有りそう。
残り7kmで先頭の2人にバルタが合流しました。
大集団の方はペースアップ、タイム差が縮むとともに
かなり人数が絞られてきてきました。
でも主力の脱落は報じられていないから、
このステージは力を使いすぎない感じなのかも。
と思ったらこの集団からルハノがアタック、
これでさらに集団のペースが上がりました。
残り5kmでタイム差は2分40秒ほど、
微妙なタイム差になってきました。
逃げ3人からデマルキがアタック、
そして大集団ではティラロンゴがペースアップ、
登坂が終盤に差し掛かり動きが出始めました。
大集団から抜け出しに成功したのはニエベ、
これにヘシェダルが追いつき集団との差を開いていきます。
そしてホアキン・ロドリゲスがアタック、
抜け出していたニエベを抜き去り、ヘシェダルに迫ります。
アマドール、バルタ、デマルキの並びでゴールスプリントに、
バルタが仕掛けましたがアマドールが抜き返しゴールイン。
マイペースで逃げていて力を溜めていられたのが功を奏したのかも。
ヘシェダルは20秒遅れでゴール、
ホアキン・ロドリゲス属する集団は46秒遅れでゴール、
この結果、26秒+ボーナスタイム8秒でヘシェダルが
逆転でマリア・ローザを獲得しました。
マリア・ローザはヘシェダルが奪取
マリアロッサ・パッシオーネはカヴェンディッシュ
マリアアッズーラはゴラス
マリア・ビアンカはウランに移動
・Tappa 14 成績
1位 5h 33m 36s アンドレイ・アマドール(MOV)
2位 same time ヤン・バルタ(APP)
3位 + 2s アレッサンドロ・デマルキ(AND)
・総合成績
1位 59h 55m 28s ライダー・ヘシェダル(GRM)
2位 + 9s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
3位 + 41s パオロ・ティラロンゴ(AST)
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