Giro d'Italia 2012 大会公式サイト
Tappa 13 Savona -> Cervere【121.0Km】
コース図等
翌日から2日連続で待ち受ける山頂ゴールへの繋ぎのステージ
121kmという短い距離に加え大きな起伏は序盤の4級山岳のみ。
ゴール付近にも危ない区間は少ないため、
久しぶりにスプリンターの見せ場が来る可能性が高そうです。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では2人が逃げており10km地点付近を走行中でした。
タイム差は一気に広がっていきましたが、
4分差付近で大集団はコントロールを開始しました。
大集団で落車が発生、ホレンシュタインは立ち上がれず
ストレッチャーで運ばれてリタイヤ……
何でもない所なのにちょっとした事でリタイヤに繋がってしまう
自転車ロードレースの厳しい面が垣間見えたシーンでした。
4級Montezemoloの山頂ではゴラスが3位通過でポイントを加算。
大集団は5分20秒ほど遅れて通過していきました。
この後タイム差は少しずつ縮まっていきます。
残り50kmでタイム差は約2分半、スプリンター擁するチームが
ゴールスプリントに持ち込むべくきっちり仕事しています。
スプリントポイントで逃げ2人は争わずに通過、
大集団は約1分差にまで迫ってきていましたが
さすがに詰めすぎたのか大集団はトイレ休憩に入りました。
残り21km付近で逃げていた2人は吸収、
一団になった後はしばらく仕掛けはなくレースは進行します。
仕掛けが出たのは残り7kmを切ってから、
3人が抜け出しましたがこの動きもすぐに潰され、
ゴールスプリントの争いに持ち込まれました。
ゴール前でオリカのトレインが主導権を奪い
ゴスを万全の体制で送り出したのですが、
カヴェンディッシュがものすごい伸びを見せて差しきりに成功。
カヴェンディッシュの末脚は凄かったけど、
コースが塞がれかけていたので危なかったなぁ。
4賞ジャージはすべて移動なし
マリア・ローザはホアキン・ロドリゲス
マリアロッサ・パッシオーネはカヴェンディッシュ
マリアアッズーラはゴラス
マリア・ビアンカはカルーゾ
・Tappa 13 成績
1位 3h 02m 07s マーク・カヴェンディッシュ(SKY)
2位 same time アレクサンダー・クリストフ(KAT)
3位 same time マーク・レンショー(RAB)
・総合成績
1位 54h 21m 15s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 17s ライダー・ヘシェダル(GRM)
3位 + 26s サンディ・カザール(FDJ)
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