Giro d'Italia 2012 大会公式サイト
Tappa 11 Assisi -> Montecatini Terme【255.0Km】
コース図等
ちょうどど真ん中になる第11ステージ、
ほぼ平坦なのですが、ゴール前11kmに4級山岳、
さらにゴール前には第9ステージのような急カーブありと
スプリンターに厳しいジロらしいコースレイアウトです。
実況はSaschaさん、解説は飯島誠さん。
放送開始時点では5人が逃げており144km地点付近を走行中、
大集団とは3分半ほどの差がついていました。
3級Poggio alla Croceでは大きな動きはなく
山岳ポイントも争いなくカイセンが先頭で通過。
この後タイム差は1分台から3分台まで激しく変動……
大集団のコントロールがあまり上手くないのかもしれませんが
イタリアのテレビ局が適当に数字を出している説も否定できない。
200km地点付近でタイム差は約1分に、
残り55kmぐらいあるので、この日も早めに差を詰めています。
総合で危険な選手がいないので、ちょっと過剰反応なきがしますが。
残り30kmのアーチ手前で逃げ5人は集団に捉えられそうな状況に。
ここで逃げ集団から吸収を逃れようとボアーロがアタックを仕掛けます。
これに追従したのはサエスのみ、他の3人は吸収されました。
逃げが減った事で大集団は少しペースを落としたのか
再びタイム差は1分近くまで開きました。
この後追走していたサエスも吸収され
ボアーロ対大集団の形になりました。
ゴール地点のある周回コースに突入。
カーブが連続しているラスト1kmを通ったのですが
これはかなり厳しいコースレイアウト、
巻き込まれ落車が出そうなカーブになっているので
位置取り争いが重要になりそう。
4級Vicoの登坂手前でボアーロは吸収されました。
4級Vicoの登坂でヴァネンデールがアタック、
これにセルヴァッジが反応しましたが、
ヴァネンデールは置いていかれてしまいました。
続いてはヴィスコンティがアタック、
ヴィスコンティは3人を引き連れ
一気にセルヴァッジを抜いていきました。
4級Vicoの山頂ではヴィスコンティが先頭で通過、
大集団も10秒以内の遅れで通過。
下りに入って逃げていた4人にクロイツィゲル、スカルポーニが合流するも
結局大集団に飲み込まれました。
一団のまま残り1kmに突入、大きな左カーブは問題なく通過しましたが、
最後となる右カーブで落車が発生、
これでまた先行する少人数での争いに、
フェラーリがグンと伸びて他者に2車身以上の差をつけゴールイン。
位置取りの良さが最後の伸びに繋がった感じでした。
マリア・ローザはホアキン・ロドリゲス
マリアロッサ・パッシオーネはカヴェンディッシュに移動
マリアアッズーラはルビアノ
マリア・ビアンカはカルーゾ
・Tappa 11 成績
1位 6h 49m 05s ロベルト・フェラーリ(AND)
2位 same time フランチェスコ・キッキ(OPQ)
3位 same time トーマス・ヴァイクス(OGE)
・総合成績
1位 47h 16m 39s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 17s ライダー・ヘシェダル(GRM)
3位 + 32s パオロ・ティラロンゴ (AST)
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