Giro d'Italia 2012 大会公式サイト
Tappa 8 Sulmona -> Lago Laceno【229.0Km】
コース図等
3連続山岳ステージの最終日、このステージも山岳ポイントは
2つしか設定してありませんが、平らな部分はほとんどなし。
ゴール前の2級山岳は20km超も登坂するので
前日に続いて総合狙いの選手が活躍を見せそうです。
実況は谷口広明さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では4人が逃げており127km地点付近を走行中
大集団とは7分弱の差がついていました。
164.3km地点にあるスプリントポイントでは
逃げ4人はマルチンスキーが先頭で通過、
ほとんど争う姿が見られず、話がついていたのかしら。
大集団ではカヴェンディッシュが先頭で通過し5位の2ポイント獲得。
タイム差は4分台前半に……追い上げ早いなぁ。
残り60kmで逃げ集団からベラールが脱落、
さらにミンゲスも脱落し、2人だけになりました。
2人になり脅威が減ったからか大集団はペースを落としたようで
タイム差は再び5分台に乗ってきました。
しかし5分に乗ったあたりから集団は再加速、
残り30kmでタイム差は2分台前半まで縮まっており
最後の登坂前に捕まえちゃおうという流れかな。
残り20km手前でヘシェダルにトラブル発生。
ロバート・ハンターから車輪を受け取り、
アシストに助けられながら集団に復帰。
しかし登坂を前にして脚を使わされてしまったのは痛いなー。
残り18kmを切ったあたりで逃げていた2人は吸収。
最後の登坂での勝負となりました。
残り15kmを切り最後の山岳2級Colle Molellaに突入。
登坂に入ってからアスタナが中心に牽き続けます。
しかしこの終盤の山岳で5人も残っているのは凄いなぁ。
残り9kmを切って勾配がきついゾーンに突入すると
集団は一気にばらけ始めました。
残り7km付近でポッツォヴィーヴォがアタック、
ついていく選手はおらず単独での逃げとなりました。
山頂が近づいた所でインサウスティがアタック、
山頂でポッツォヴィーヴォとインサウスティの差は25秒ほど。
仕掛けがちょっと遅かったかな……
結局ポッツォヴィーヴォは逃げ切って勝利。
インサウスティが23秒差、23人の集団が27秒差、
ここにマリア・ローザのヘシェダルも入っていました。
しかし3位にホアキン・ロドリゲスが入り、
ボーナスタイムで-8秒、これで9秒差の2位に浮上しました。
マリア・ローザはヘシェダルが何とか維持。
新人賞資格もあるのでジャージ2つを維持しています。
マリアロッサ・パッシオーネはゴス、
マリアアッズーラはカルーゾに移動。
・Tappa 8 成績
1位 6h 06m 05s ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(COG)
2位 + 23s ベナト・インサウスティ(MOV)
3位 + 27s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・総合成績
1位 32h 23m 25s ライダー・ヘシェダル(GRM)
2位 + 9s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
3位 + 15s パオロ・ティラロンゴ (AST)
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