大会公式サイト
http://www.letour.fr/indexLBL_us.html
Liège - Bastogne - Liège 2012【257.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2012/LBL/LIVE/us/le_parcours.html
ジロを控えてのクラシック連戦生放送はここで一区切り。
最後はリエージュ~バストーニュ~リエージュです。
丘11つのうち後半に9個が集中、ラストも登りと
最後まで気の抜けないコースレイアウトです。
実況はSaschaさん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では6人が逃げており150km地点付近を走行中
大集団とは7分45秒の差がついていました。
丘11つのうちまだ9つ残っているので、
勝負したい選手に負担をかけないように
大集団は緩い感じで追っているのかな。
しかし丘への位置取り争いの影響か
タイム差がぐんぐん縮まっていきます。
そんな中、残り90km地点手前で逃げ集団でゲシェケが落車。
何とか走り出しましたが、大集団に戻る感じになりそう。
完走も出来ないかもしれないな……。
放送開始から25kmあまりの走行でタイム差は5分近く縮み3分に。
大集団からローランが抜け出すと、ここに2人が合流、
この動きに大集団は反応せず、追走を容認します。
タイム差が小さいので、この人数じゃ脅威じゃないってことかな。
続いてブエも抜け出しましたがこれも反応なし。
先に抜け出した3人は残り70km地点付近で先頭5人に合流。
タイム差が1分半ぐらいになってからは、
大集団は泳がすかのようにタイム差を維持し続けます。
ラストから数えて3番目Côte de La Redouteに入る前に
大集団は一気にペースを上げてきました。
ここでヴォクレールにトラブルが発生。
曲者の離脱で他の選手の戦い方が変わってくるかな。
逃げ集団ではローラン、キリエンカが抜け出しました。
カタルドが何とかついていこうと踏ん張っている感じ。
バルベルデにトラブル発生、チームメイトのマシンを受け継ぎましたが
これで脚を使わされると最後に響きそう。
残り30kmで大集団との差は45秒ほど、
まだ2つ登りがあるので、逃げ切りは厳しそう。
Côte de La Roche aux Fauconsの登坂に入り集団は25人ほどに。
優勝を狙う選手は集団の前に、後方の選手はちょっと厳しそう。
逃げ集団からローランが単独で抜け出しましたが、
ニバリが牽いてきた4人の集団に吸収されました。
そしてヴォクレールもやってきました。
ヴォクレールも強いなぁ。
ニバリは下りに入ってペースアップすると独走状態に。
2番手にはガスパロットなどが出て行こうとしましたが、
ニバリのペースが快調で差が詰まっていないように見えます。
残り10kmでタイム差は40秒弱、
追走するのはイグリンスキーとホアキン・ロドリゲス、
集団が一枚岩ではないのでニバリがこのまま
逃げ切ってしまう可能性も出てきたかな。
丘設定最後のCôte de Saint-Nicolasに突入。
2番手はイグリンスキーのみに、ニバリはペースを維持していましたが
少しずつ差が詰まっていき、イグリンスキーが視界に捉えました。
ゴール地点への登坂を前にタイム差は10秒を切ってきて
優勝争いはニバリ、イグリンスキーの一騎打ち状態に。
残り1kmのアーチ手前でついに2人が並びました。
そして追いついたイグリンスキーがそのままペースアップ、
ニバリをおいていきました。
イグリンスキーはそのままゴールイン、
2位ニバリに21秒差をつける完勝でしたよ。
・成績
1位 6h 43m 52s マキシム・イグリンスキー(AST)
2位 + 21s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
3位 + 36s エンリーコ・ガスパロット(AST)
http://www.letour.fr/2012/LBL/LIVE/fr/100/classement/index.html
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