ツールからまだ1週間しか経っていませんが、
クラシックレース(1日のレース)が放送。
クラシックレースを見るのは初めてなので、
とても楽しみにしていました。
今回は243.2kmというクラシックレースならではの長い距離。
市街地を周回する部分も有り、町並みが楽しめるレースでした。
VTR内で、逃げていたアンドリオットが、
カメラのバイクと接触して転倒してしまうシーンが……
仕方ないとは言え、選手がちょっとかわいそうでした。
生の映像はレースがスタートしてから
4時間ほどが経過したところから放送開始。
スウェート、ボドロギの2人が逃げていましたが、
差はほとんど無い状態になっていました。
その後も間断なくアタックが続きますが、
決まったのはジルベール、ウェーグマンの2人の逃げ。
しかし、残り30kmを切った辺りで逃げに入ったものの、
残り15km近辺で集団に吸収されてしまいました。
残り10kmを切り、レベッリン、モレッタ、パオリーニ、
チェレスティーノ、フィグエラス、モーリの
イタリア人6人が逃げ集団を形成したのですが、
この逃げも決まらずまた後方集団に吸収。
スプリンターによるゴール前スプリントの争いの公算が高くなり、
実況の谷口さんが先頭集団のスプリンターを探し始めます。
そして「ベッティーニはどこに居るんでしょうか?」……
と言ったのですが、その途端にカメラが切り替わり
集団後方でのんびり走っているベッティーニの姿が
カメラに抜かれて実況・解説の2人が大笑い。
現地の放送スタッフは、日本語放送を聞いていたのか?
って位ベストタイミングでの切り替えでこちらも大笑いでした。
結局争いはゴールスプリントに持ち込まれます。
スプリンター達はきちんと位置取りをして、
スパートのタイミングを計っていました。
そしてゴール前、座ベルが抜け出したのですが、
フレイロ、ポッツァートが突っ込んできます。
ほぼ横一線でゴールしたのですが、
フレイロがタイヤ1/8ほど前に出ていて優勝。
2位3位の差はもっと小さくタイヤ1/10ぐらい。
(差は僕の主観的な意見です)
スプリントの醍醐味が味わえる大激戦でした。
1位 オスカル・フレイロ
2位 エリック・ザベル
3位 フィリッポ・ポッツァート
クラシックレースは1日限りなので、
ステージレースと違った面白さが有りますね。
次は8月12日にも別のクラシックレースが放送されるようなので、
そちらも録画して楽しもうと思いました。
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