放送 NHK-BS1
実況・松野靖彦 さん、解説・河口正史さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
NYG |
9 |
0 |
6 |
6 |
21 |
NE |
0 |
10 |
7 |
0 |
17 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2012020500/2011/POST22/giants@patriots
高い攻撃力を持つNEが、シーズン終盤に調子を上げてきたNYGと対戦。
第46回SuperBowlは4年前と組み合わせもシチュエーションも
ほぼ同じという形になりました。
NYGはスタッツは悪いものの、戦力が整った終盤戦は別チームの感じに。
オフェンスはRB2人が揃った事でパスにも好影響を与えて進化中。
ディフェンスは強力ラインの圧力で、相手の武器を封じたい所。
NEは豊富な手駒を使ったオフェンスで勝ち上がってきました。
しかしオフェンスはやや停滞中、怪我人も出て少しキレが落ちています。
ディフェンスは層が薄いながらも、勝負強さで成績以上の力を発揮。
まずはNYG、その後NEがペースを握りましたが、ジワリと追い続けた
NYGが最後の最後に逆転、4年前と同様に第4Qの逆転でNEを下しました。
NYGは決定力不足にやや苦しみましたが、最後の最後に逆転し逃げ切り。
オフェンスは少しエンドゾーンでもたついたものの、ラインが抜群の出来。
ランでの時間消費に大きく貢献しつつ、パスを投げる余裕も与えました。
またここぞという場面でビッグプレイを出せる勝負強さも光りました。
ディフェンスは途中で連続パス成功回数の新記録を達成されましたが、
後半に入ってからはラッシュが効き始めた事で、微妙なパスの
コントロールを失わせ、逆転に繋がる最後の攻撃権奪取へと繋がりました。
攻守ともにラインの頑張りが目立ったNYG、4年ぶりの戴冠に相応しい
力強さを見せた戦いぶり、終盤からの勢いを見事に繋げた感じでした。
NEは最後の最後で攻守ともに踏ん張りきれず、4年前と同じく惜敗。
オフェンスは第3Q最初のドライブまでは良かったものの、その後失速。
QBブレイディの細かいコントロールミスは、ライン戦で押された事による
プレッシャーの影響が大きかったか。ランが出せていれば
もっとラッシュが軽減できたのですが……。
ディフェンスはザル状態ながらも粘って凌ぐスタイルを見せました。
しかし如何せん出場時間が伸びすぎて、質の低下を免れなかった感じ。
ランが止められず、パスも慌てさせられずとライン戦で劣勢も響きました。
4年前のリベンジならずとなったNE、しかしチーム状態がこれで
ここまで勝ち上がってきたのは予想外でした。
守備陣を見直して、バランスの良いチーム作りが必要でしょう。
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