放送 NHK-BS1
実況・野地俊二さん、解説・生沢浩さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
STL |
0 |
3 |
3 |
7 |
13 |
SEA |
10 |
0 |
10 |
10 |
30 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011121200/2011/REG14/rams@seahawks
WEEK 14のMNFはNFC Westの同地区対決、WEEK 11では24-7で完敗を喫したSTLと
プレーオフの可能性を僅かながら残すSEAとの対戦。
STLは2勝、昨季地区優勝争いをしていたとは思えない転落ぶりです。
オフェンスは2番手QBまで欠場で、ランに負担がかかる厳しい状況。
相手の好調なランを最下位のランディフェンスでどう捌くかが注目点。
SEAは5勝7敗ながら、残り全勝すれば他力でプレーオフの可能性があります。
ディフェンスはターンオーバーを量産中、堅い守りでチームを牽引します。
オフェンスもランが調子を上げ、パスへも影響を与える好循環が発生中です。
チーム状態の差がそのまま結果に出た形に、ビッグプレイで先制したSEAは
効果的に追加点を重ね、決定力を欠いたSTLを攻守で圧倒しました。
STLは良い滑り出しがビッグプレイで一転、立て直しに手間取り大敗しました。
パントブロックからリターンTDで先制点を献上、リードして時間を使いたい
チーム状態にもかかわらず、ビッグプレイで出鼻を挫かれました。
オフェンスはQBブラッドフォードが12/29とブレーキ、パスの脅威が
無い事で、ラン対策に重きを置かれてランも出せずの悪循環に。
最後に一矢報いるのが精一杯でした。
ディフェンスはランで平均5yds、パスも成功率65%近くと
ライン戦で上回られていて良いようにやられてしまいました。
1位指名の可能性も出てきてしまったSTL、自分達のスタイルに持ち込む為に
ビッグプレイをさせない事が重要、後はライン戦の見直しも必要不可欠です。
SEAはビッグプレイで先制すると、そのまま主導権を渡さず快勝。
スペシャルチームがパントブロックに54ydsリターンと、
ビッグプレイを繰り出して攻守を助けました。
オフェンスはRBリンチが23回 115yds、QBジャクソンが21/32 224ydsと
合格点以上な数字をたたき出しました。良く言えば投げ分けた感じでしたが、
WRボールドウィンに並べる選手が欲しい所ではあります。
ディフェンスがTDを与えたのは大勢が決した後、相手QBが手負いとは言え、
パスを抑えた事で相手の勢いを削いだ感じ。前半のギャンブル阻止で
追い上げムードを止めるなど、データ通りに堅守を見せました。
プレーオフへの道を残したSEA、残り3戦で劇的な変化は難しいので
現有戦力を上手く使い、力を引き出す工夫が必要となるでしょう。
PR