放送 G+
実況・中野謙吾さん、解説・後藤完夫さん。
7 17 7 7 38
10 3 0 7 20
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011112709/2011/REG12/patriots@eagles
連敗から立て直し地区首位を走るNEが、4勝6敗と苦しむPHIに乗り込んだ、
ともにシーズン前に高評価を受けながらも対照的な2チームの対戦です。
NEは34得点以上を続け2連勝、調子が戻りつつあります。
オフェンスはランプレイの割合が増えながら得点力維持と層の厚さを発揮。
ディフェンスは喪失距離最下位ながらも、失点は少ない勝負強いユニット。
PHIは選手が揃っていますが、攻守が噛み合わず結果に繋がっていません。
オフェンスは控えQBヤングの出来が鍵、強力なランで上手くカバーしたい所。
ディフェンスはラッシュが強いものの、LBの弱さが穴になっている感じ。
序盤はPHIが押し気味に試合を進めましたが、NEが第2Qに逆転、
後半も差は縮まらず、勝負強さの差が結果に表れる展開となりました。
NEは敵地ながらも大きなミスをほとんどせず、悠々と逃げ切りに成功。
オフェンスは3 & OUTが1回だけで敵陣侵入が7回で5TD 1FGと好成績。
QBブレイディが 24/34 361ydsと、弱い相手LBを狙ったミドルゾーンのパスが
冴えを見せ、RBグリーンエリスも獲得44ydsながら2TDと存在感発揮しました。
ディフェンスは相変わらずの喪失距離ながらも、試合終盤での
時間を使わせる目的のTDを除けば13失点と勝負強さをまたまた発揮。
ただこの守り方は一歩間違うと危うい事になるので、何とかしたいですね。
敵地での快勝で地区内ライバルとの差を維持したNE、オフェンスが
また不振に陥った時の為にも守備を改善しておきたい、と改めて感じました。
PHIはホームでの戦いでしたが、反則やミスと勝負弱さで自滅。
オフェンスは466yds獲得しながら20得点、QBヤングは400yds獲得と
数字は稼ぎましたが、26/48と成功率がやや低かった事が決定力不足に。
最初のTD以降は攻め切れず差をどんどん開かれパスに偏る悪循環でした。
ディフェンスは3 & OUTに追い込んだのはほぼ試合が決した後、
5TDを奪われと粘りが無く、失点しなかった時でもフィールドポジションを
悪くしてオフェンスを不利にと、こちらも悪循環に拍車をかけていました。
7敗目を喫し、プレーオフ進出が遠のいてしまったPHI。
持ち味が発揮できるような戦い方が出来ないのはコーチ陣の責任かな……
タレントが揃っているだけに、上手く生かして戦って欲しいですよ。
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