放送 GAORA
実況・タージンさん、解説・濱田篤則さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
BAL |
0 |
7 |
3 |
7 |
17 |
SEA |
10 |
9 |
3 |
0 |
22 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011111311/2011/REG10/ravens@seahawks
両チームとも昨季にプレーオフ進出していますが、6勝2敗で地区首位に
立っているBALに対し、2勝6敗と苦戦しているSEAと対照的な2チームの対戦。
BALは2連勝中、ともに3点差としぶとく試合を物にしています。
オフェンスはここ2戦ランがいまいちですが、好調なパスでカバーしています。
ディフェンスは成績上位も、ここ2戦は終盤に失点が多いのが気になります。
SEAは2勝、QB交代による世代交代に失敗した感じです。
オフェンスは3試合連続13点以下、武器が少なく成績は平均以下と苦戦中。
ディフェンスは平均レベル、層は厚くないので主力の活躍が求められます。
圧倒的有利と言われていたBALがミスを連発、
SEAは決定力を欠きながらも着実に加点し番狂わせを起こしました。
BALは3ターンオーバーに2FGミス、典型的な自滅でした。
オフェンスはパス偏重の選択に疑問符、QBフラッコは29/52 255yds、
短いパスが多く脅威を与えられませんでした。
ディフェンスが強力なのでランでじっくり攻めても良かった気がします。
ターンオーバーが多かったにもかかわらずディフェンスは1TD 5FGと
試合を壊さなかったのは立派。しかし得点圏に入られすぎた上に、
ターンオーバーも奪えず、最後のドライブでは5分52秒を使いきられと
らしさを発揮しきれなかったように見えました。
まさかの敗戦を喫したBAL、パス偏重のプレイコールが裏目に出た感じ。
ディフェンスのパフォーマンスを上げるためにも、
じっくりとボールコントロールをする方向性に転換した方が良さそう。
SEAは相手のミスにつけこみ、逃げ切りに成功しました。
スペシャルチームの2ファンブルリカバー、これがチームを勢いづけました。
オフェンスはFGミスからTD奪取、ファンブルリカバーからFGで追加点と
畳み掛けました。試合終了まで続けた5分52秒のドライブは
使える武器が少ない中で各選手が的確に仕事をこなした成果でした。
ディフェンスは相手がパス偏重になった上に、ロングパスが少なめで
守りやすかった感じ。2つのFGミスも得点圏ぎりぎりで止めたのが生きました。
格上の相手に全ユニットの力を噛み合わせて勝利したSEA、
ただチーム力の低さを解決するほどの内容ではなかっただけに、
各選手のレベルアップと、戦術の工夫はまだまだ必要そうです。
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