大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/GiroLombardia/it/
Giro di Lombardia 2011【241.0Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/GiroLombardia/2010/it/percorso_2011.shtml
ヨーロッパのロードレースシーズンもついにクライマックス。
落ち葉のクラシックと呼ばれる「ジロ・デ・ロンバルディア」は
アップダウンが多く、残り9kmにも小さな登坂があり
ゴール前に激しい争いが予想されるコースレイアウトです。
実況は白戸太朗さん、解説は永井孝樹さん、小林徹夫さん。
放送開始時点では6人が逃げており135km地点付近を走行中
大集団とは5分強の差がついていました。
残り90km、Colma di Sormanoの登坂途中で
逃げ集団からベルタッツォが脱落。
大集団の方もペースが上がり集団がばらけ、
タイム差も1分台へと一気に縮まってきました。
この後も逃げ集団から3人が脱落、
ヴァンスーメレン、アスタルロサの2人だけに……
と思いきや、新城が再度集団に復帰してきました。
結局3人でColma di Sormanoを通過、
登坂中に追いつけたのは新城にとっては大きいなぁ。
大集団は約1分遅れで通過、これは一度逃げを吸収しちゃうかも。
下りで大集団は縦長になりながらも差を詰め続け、
逃げていた3人へと追いつきました。
後方からも多くの選手が追いかけてきています。
ニバリがMadonna del Ghisallの手前で集団から抜け出し
逃げ集団がばらけたまま登坂に入っていきました。
先頭ニバリ、追走集団数名という形でレースは進行。
残り50kmで追走集団まで40秒強、
大集団まで1分強の差となっていました。
追走集団は大集団に吸収され、ニバリ1人対大集団の形に。
ニバリはだいぶ厳しくなってしまったかな。
Madonna del Ghisallの頂上でニバリが教会の鐘を受けながら通過。
大集団は少し差を広げられて1分20秒ほどに、
1人での逃げという事で少し泳がせる感じかな。
残り20kmでタイム差は40秒を切ってきました。
これはVilla Verganの登坂中に捕まる……と思っていたら
集団のペースが速く、登坂に入る前にニバリは吸収されていきました。
一団となったままVilla Verganの登坂に突入。
登坂に入って力の残っていない選手が次々と千切れていきます。
残り10km付近でザウグが集団からアタック、
スピード感溢れるアタックで後続との差を開いていきます。
ザウグは単独で山頂を通過、追走4人まで20秒という状況です。
テクニカルな下りで差はあまり詰まらず、
平坦となる残り2kmに突入。
少し差は詰まりましたが、追走集団は牽制が入り
差がつまらなくなりました。
結局ザウグが逃げ切り勝利、仕掛けた勇気が呼び込んだ勝利でした。
・成績
1位 6h 20m 02s オリヴェール・ザウグ(LEO)
2位 + 8s ダニエル・マーティン(GRM)
3位 + 8s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
http://www.gazzetta.it/Speciali/GiroLombardia/2010/it/download/Ordine_di_arrivo_lombardia2011.pdf
PR