放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・板井征人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
SEA |
14 |
0 |
2 |
20 |
36 |
NYG |
7 |
7 |
0 |
11 |
25 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011100904/2011/REG5/seahawks@giants
チームの大改造を図ったものの結果に結びついていないSEA、
対して開幕戦敗戦後3連勝と調子を上げているNYGとの対戦。
SEAは低調なオフェンスが足を引っ張り1勝どまり。
最下位に沈むオフェンスは、選手と戦術がミスマッチな感じで質が上がらず。
ディフェンスはゴール前で強く、パスの弱さを補い失点を減らしています。
NYGは3連勝中、2試合連続第4Qで逆転勝利と終盤に強さを見せています。
オフェンスは連勝中は全て28得点以上、ランにムラありもパスが好調です。
ラインの圧力抜群のディフェンスは、サック・INT等ビッグプレイが多いです。
攻撃力ではNYGが勝っていましたが、SEAが後半だけでセーフティに
3ターンオーバーを奪取とビッグプレイ連発で、力の差をひっくり返しました。
SEAは敵地でアップセット、ディフェンスが奮起しました。
464yds喪失するも5ターンオーバーとセーフティを奪取したディフェンスが
この試合の主役。DEクレモンスを始め、フロント7の圧力が効果的に
かかった事で、ターンオーバー量産に繋がりました。
リーグ最下位だったオフェンスは424yds獲得と大躍進。
交代後に13得点と好プレイでチームを牽引したQBホワイトハースト、
そして長い距離のFGを決めたKハシュカの精度の高いキックも見事でした。
3ターンオーバーは修正すべき問題でしたが、攻守ともに今季ベストの
内容を見せたSEA。ただザルなパス守備は相変わらずなので
ビッグプレイなしでもカバーできるプレイの質が求められます。
NYGは獲得距離では上回りながらも、ミス多発で連勝がストップ。
オフェンスは464yds獲得したものの、逆転を狙うドライブで
INTリターンTDを始め5ターンオーバー。QBイーライだけで4ターンオーバーと
強引さが悪い目を出してしまった形。少しパスに依存しすぎた
オフェンスのプレイコールにも問題があったかもですが、
ランプレイでセーフティ食らったから使いにくくなったのかも。
ディフェンスは3ターンオーバー奪取も、好ポジションの時に3 & OUTを奪えず、
フィールドポジションの争いで押された事が失点を増やした要因に。
FGで凌いでいた所に、オフェンスがターンオーバーしてきたので
責めるのは酷な状況では有りました。
お手本のような自滅劇で連勝が止まったNYG、攻守のラインが強く、
大崩れの心配が少ないだけに、無理をしすぎない自制心が求められそう。
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