大会公式サイト
http://www.lavuelta.com
ETAPA 17 Faustino V -> Peña Cabarga【211.0km】
コース図等
http://ww3.lavuelta.com/11pr/es/recorrido/index.html?e=17
今年のブエルタ最長ステージにもかかわらず
最後は頂上ゴールという流石ブエルタというコースレイアウト
登坂距離は6.1kmと短いものの、それまで200km超走り
2つの山岳を超えてきた選手がどれだけ力を出せるかに注目です。
実況は白戸太朗さん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では6人が逃げており151Km地点付近を走行中
大集団とは1分強という小さい差がついていました。
タラマエがリタイヤという情報が出てきましたが
活躍していた選手だっただけに残念だなぁ。
放送が始まってすぐに2級Portillo de Lunadaの登坂に入りました。
登坂に入って大集団からブルセギン、フランクの2人が先行。
後方では早々にグルペットが出来ていました。
山岳ポイントを狙うモンクティエも大集団から飛び出し
選考していた2人に合流、その頃には逃げ集団も視界に入ってきました。
追ってきた3人が逃げ集団に合流、まもなく山頂にやってきました。
ボナフォンが1位、モンクティエは2位通過。
ボナフォンがモンタグーティのアシストをすべく1位通過しましたが、
モンクティエが2位通過だったので、効果は少なかったかな。
大集団は37秒遅れて通過していきました。
下りに入ってラストラス、カシェチキンの2人が
先行していた集団を追い抜き先頭に立ちました。
しかし2人の逃げも集団の力には敵わず
残り29km地点で大集団に吸収されていきました。
残り16kmでヴァンアーベルマートが仕掛けましたが失敗。
スプリントポイント前でも集団の速度が速くて
仕掛けられる選手がおらず一団のまま通過しました。
そして頂上ゴールとなるPeña Cabargaに突入
まずはチュルーカが先行、そして残り5kmのアーチで
マーティンが抜け出しチュルーカを抜いて先頭に。
チュルーカはあっという間に置き去りにされてしまいました。
このマーティンに追いついてきたのはブルセギン、
登坂の調子は良いようです。
さらにセレンセンも合流してきました。
大集団からはヴァンデンブロックがアタック、
一気に先行する3人を抜いていきました。
集団ではホアキン・ロドリゲスが脱落、
やはりダメージが残っているか。
ヴァンデンブロックは一度集団に追いつかれましたが
再度アタックを仕掛けます。
これをチェックしたのはコーボとフルーム、
対してウィギンスが遅れます。
2人の一騎打ち状態からフルームがペースアップ
コーボも粘りましたが差をじわりじわりと引き離されます。
フルームは平均ペースで登っていましたが
コーボが最後の力を振り絞って追い上げてきました。
コーボがゴール前200mで逆転、しかしフルームも再度追い込み再逆転、
最後の最後までわからない一騎打ちの争いはフルームに軍配。
しかしこの2人のゴール前の争い、凄かった……
このステージの結果、総合争いはこのステージで優勝を争った
2人に絞られたかもしれません。
マイヨ・ロホ、コンビネーション賞はコーボ
ポイント賞はモレッマに移動
山岳賞はモンクティエ
・ETAPA 17 成績
1位 4h 41m 56s クリス・フルーム(SKY)
2位 + 1s ファンホセ・コーボ(GEO)
3位 + 21s バウケ・モレッマ(RAB)
・総合成績
1位 69h 31m 41s ファンホセ・コーボ(GEO)
2位 + 13s クリス・フルーム(SKY)
3位 + 1m 41s ブラドレー・ウイギンズ(SKY)
http://www.lavuelta.com/11/es/resultados/index.html?e=17
PR