大会公式サイト
http://www.lavuelta.com
ETAPA 9 Villacastín -> Sierra de Bejar. La Covatilla【183.0Km】
コース図等
http://ww3.lavuelta.com/11pr/es/recorrido/index.html?e=9
スタート直後に3級山岳がありますが、
その後は頂上ゴールまで山岳ポイントの設定は無し。
しかしそのゴール前にある登坂が鬼畜
18kmを超えるの長い登りで力が試されることとなります。
実況はSaschaさん、解説は菊田潤一さん。
放送開始時点では4人が逃げており133km地点付近を走行中
大集団とは8分以上の差がついていました。
最後に厳しい登りが待っているので、
10km1分という通常の追い上げペース以上の差がついていました。
スプリントポイントは争わずラングを先頭に通過。
逃げ手段からラング、リヒハルトが先行した以外は
大集団がゆっくりと差を詰めていくというオーソドックスな展開。
先頭2人が残り20kmに到達した頃
逃げから遅れた2人が大集団に吸収されました。
タイム差も3分台に入ろうというところまで迫ってきました。
残り18kmとなりSierra de Bejar. La Covatillaの登坂に入りました。
大集団から仕掛けが出たのは残り11km付近、
カタルド、スラフトールの2人が抜け出しました。
残り10kmのアーチ手前でラングがリヒハルトを置いていき
単独での逃げになりました。
大集団は1分13秒遅れ、もう逃げ切りは厳しいかな。
勾配が厳しくなった辺りでラングのペースががた落ち
あっという間に集団が飲み込んでいきました。
勾配がきついポイントでタラマエがアタック、
このアタックは潰されましたが、
ペースアップで選手は絞られてきました。
シールドラーイェルスがアタック、
これはニバリ、ヴァンデンブロックの追走で潰されます。
続いてはマーティン、ロッシュの2人が抜け出します。
これは少し差が開きましたが、ロッシュがすぐに脱落。
代わってニバリが追いついてきました。
そして強さを見せ付けていたホアキン・ロドリゲスが遅れ始めました。
これは意外な展開ですが、切り離した選手達は
ここがチャンスという感じで差を広げようとしていきます。
4人が先頭2人に追いついたものの
他の選手はこの6人から離されていきます。
優勝争いは先頭の6人に絞られましたが、
いち早く仕掛けたマーティンがモレッマの追撃を抑え優勝。
タイムを稼ぎたかったニバリは最後失速し6位ゴール
集団と1秒しか差をつけられなかったのは残念。
総合争いでは1位と同タイムだったモレッマが
50秒遅れでゴールしたホアキン・ロドリゲスを1秒逆転。
マイヨ・ロホはモレッマが奪取
ポイント賞はホアキン・ロドリゲス
山岳賞はマーティンへと移動
コンビネーション賞はモレノ
・ETAPA 9 成績
1位 4h 52m 14s ダニエル・マーティン(KAT)
2位 same time バウケ・モレッマ(RAB)
3位 + 3s ファンホセ・コーボ(GEO)
・総合成績
1位 37h 11m 17s バウケ・モレッマ(RAB)
2位 + 1s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
3位 + 9s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
http://www.lavuelta.com/11/es/resultados/index.html?e=9
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