Étape 13 コース概要(230km)今年のツール最長の230km。
しかも平坦でなく、起伏もやや多いステージです。
放送が始まった時点では5人が逃げていたのですが、
なんと後続の大集団に18分近くの大差をつけていました。
逃げ集団は、フォイクト、ペレイロ、
シャバネル、クィンツァート、グリブコの5人。
これだけの大差が付くのは、逃げ集団に総合タイムで
上位の選手がいなかったから……なのですが、
それにしても凄い大差です。
さらに後続の大集団は実にのんびりムードだった為、
どんどんと差が開いて行きます。
残り30km付近では28分差。
先行しているペレイロが、マイヨ・ジョーヌを着る
可能性が出てきました。
最後の山岳コート・デ・ヴィルヌーブ・デ・ベルグで
先行集団でアタックがスタート。
しかし、最初にアタックしたグリブコが
カウンターアタックを食らって遅れてしまいました。
そして残り4km手前でフォイクト、ペレイロがスパート。
シャバネル、クィンツァートの2人がやりあっていて
やや協調性が欠けた部分をうまく突きました。
さらにゴール前ではスプリント力に勝るフォイクトが
ペレイロを振り切りステージ優勝を飾りました。
後続集団は29分57秒遅れでゴール。
これで2位にゴールしたペレイロが総合タイムでトップとなり
マイヨ・ジョーヌを着る事に。
ペレイロにそれほど力が無い事から、
あえて集団が容認して与えたマイヨ・ジョーヌですが、
それでも着られる事は名誉な事。
2度目の休息日前のÉtape 14は、
短いながらも登り基調なので逃げには最適。
もう1度総合順位が大きく入れ替わると面白いんだけど、
それは集団が許さないだろうなぁ……。
Étape 14 コース概要(180.5km)Étape 15 コース概要(187km)
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