Étape 11 コース概要(206.5km)スタート地点は標高325m、最初の山が標高2115m、
ゴールは1860mの山を越えた後の1830m地点。
山岳らしい厳しいコース設定です。
昨日よりも距離が長くスタート時間が早かったので、
スタートからの放送では有りませんでした。
昨日のスタート直後の駆け引きが面白かっただけに
その点が少し残念でした。
4人が逃げ集団を形成している所から放送開始。
まずはこの日も最初は超級の
トゥルマレ峠
(カテゴリ超級 標高2115m/18.3km/7.7%)ここでイバン・マヨがついにリタイア。
また優勝候補が1人姿を消しました。
頂上付近でウェーグマン、デラフエンテがスパートし
1位デラフエンテ、2位ウェーグマンという形で
山岳賞ポイントを大きく獲得。
後方では頂上付近でボクレールがラスムッセンをかわし、
そのまま前方の4人を追いかけ始めました。
続いては1級の
アスパン峠
(カテゴリ1級 標高1489m/13km/5%)ここもウェーグマン、デラフエンテが順位が逆になったものの
2人で頂上をトップ通過。
追っていたボクレールは、24秒差まで追い上げたものの
先頭集団に追いつく事が出来ずそのまま後退。
好きな選手だっただけに残念な結果でした。
この後
ペイルスルド峠
(カテゴリ1級 標高1559m/9.7km/6.8%)では
デラフエンテが1位で通過。
後方の集団もだいぶ追い上げてきました。
ポルティヨン峠(カテゴリ1級 標高1293m/7.9km/7.9%)への登りでウェーグマンが遅れ始め、デラフエンテが1人旅に。
さらにマイヨ・ジョーヌのデッセルも
集団から遅れ始めてきました。
結局デラフエンテはポルティヨン峠も1位通過し、
マイヨ・ア・ポワ・ルージュを奪還。
序盤のマイヨ・ア・ポワ・ルージュが
フロックで無い事を証明しました。
そして最後の峠
プラ・ド・プレ
(カテゴリ1級 標高1860m/3.0km/5.5%)に向かう途上で、集団からクネゴ、アローヨが逃げ
デラフエンテまで追いついたものの、
その3人も後方集団に結局吸収されてしまい、
勝負はプラ・ド・プレの登りに。
ここで集団がどんどんとちぎれて行き5人まで減ります。
残り3kmを切った所で3人に絞られましたが、
最後のゴール前で、メンショフが絶妙なスパート。
ライプハイマー、ランディスを抑え
ステージ優勝を飾りました。
マイヨ・ジョーヌのデッセルは、
4分45秒遅れでゴールし、3位でゴールしたランディスに
8秒届かずマイヨ・ジョーヌを失ってしまいました。
山岳ステージは面白すぎ。
今まではハイライトでしか見た事が無かったのですが、
6時間放送するのが頷ける面白さでした。
Étape 12はなだらかなステージですが、
逃げも成功する可能性も有り、
ゴール前のスプリントになる可能性も有りと
なかなか楽しめそうなステージになりそうです。
Étape 12 コース概要(211.5km)Étape 13 コース概要(230km)
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