大会公式サイト
http://www.letour.fr/
Étape 17 Gap -> Pinerolo【179km】
コース図等
http://www.letour.fr/2011/TDF/COURSE/fr/1700/etape_par_etape.html
アルプス3連戦の1日目はまずは小手調べという感じ。
3級・3級・2級と登った後、イタリアに入って1級を登坂。
45km以上下った後のゴール直前に2級山岳と
仕掛けどころが満載のコースレイアウトです。
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん、野寺秀則さん。
放送開始時点では14人が逃げており78km地点付近を走行中
大集団とは5分の差がついていました。
逃げの14人がスプリントポイントにつきましたが、
カザールが先頭に出た以外は争いは無し。
大集団はカヴェンディッシュが先頭通過で
残っていた1ポイントを奪取。
HTCハイロードのチームの2人しかいませんでしたが、
仕掛けが上手かったのかな。
3級La Chausséeの登坂では大きな動きは無し。
山頂はシャヴァネルが先頭で通過。
すぐに2級Col de Montgenèvreの登坂に入っていきます。
この登坂で大集団からロッシュがアタック、
集団はこの動きに反応しませんでした。
ロッシュにフーガーランド、デウェールトが合流し
追走集団は3人となりました。
山頂ではまたもシャヴァネルがトップ通過。
下ってイタリア国境へ向かっていきます。
大集団は6分35秒遅れで通過、少し差を詰めてきたかな。
イタリアに入ってすぐに1級Sestrièresの登坂に突入。
残り65kmを切ったあたりで逃げ集団からペレスがアタック。
他の選手は誰も反応せず、単独で逃げていきました。
1級Sestrièresの山頂はペレスが先頭で通過。
追走集団に1分06秒とそこそこの差をつけていました。
第2追走は2分05秒差、こちらは好走を見せています。
大集団は8分近い遅れに、今日は逃げ容認で
最後の山岳で総合上位勢の争いがあるという展開かな。
長い下りではほとんどタイム差に変動はなく
最後の山岳2級Côte de Pramartinoに入っていきます。
登りに入って追走グループからフォフォノフがアタック、
ペレスとの差をどんどんと詰めていきます。
さらに一定ペースで登ってきた追走集団も差を詰め
フォフォノフを吸収、さらにペレスも吸収しました。
カウンターでシャヴァネルがアタック、
これにボアッソンが追いつき、そのまま抜いて先頭に立ちます。
追走するのはイヴェール。
そして大集団ではコンタドールがアタック、
アンディ・シュレク、ヴォクレールがすかさず反応して潰します。
しかしコンタドールの調子が良くなっているなぁ。
ボアッソンが先頭で山頂を通過、
追走はイヴェールにモレッマが合流して残りは下りのみ。
優勝争いはこの3人に絞られたかな。
勢いよく下っていた追走集団でしたが
イヴェールがオーバーランで落車。
怪我はしなかったようですが、
続いてはガレージに突っ込み大幅なタイムロス。
これでボアッソンを追うのはモレッマのみになり
ボアッソンがかなり有利な状況に。
メイン集団ではヴォクレールがイヴェールと同じ
ガレージに突っ込みタイムロス。
この機にコンタドール、サンチェスが差をつけていきます。
ボアッソンは悠々とゴールインしステージ2勝目。
モレッマに40秒差をつける圧勝でした。
総合上位勢ではぎりぎりでエヴァンス、フランク・シュレクらが
先行するコンタドール、サンチェスに追いつき
4分26秒の同一集団でゴール。
ヴォクレールは4分53秒遅れと、27秒失う形に。
4賞ジャージはこの日も変わらず
マイヨ・ジョーヌはトマ・ヴォクレール
ポイント賞はカヴェンディッシュ
山岳賞はヴァネンデール
新人賞はウラン
・Étape 17 成績
1位 4h 18m 00s エドヴァルド・ボアッソン(SKY)
2位 + 40s バウケ・モレッマ(RAB)
3位 + 50s サンディ・カザール(FDJ)
・総合成績
1位 73h 23m 49s トマ・ヴォクレール(EUC)
2位 + 1m 18s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 1m 22s フランク・シュレク(LEO)
http://www.letour.fr/2011/TDF/LIVE/fr/1700/classement/index.html
PR