大会公式サイト
http://www.letour.fr/
Étape 10 Aurillac -> Carmaux【158km】
コース図等
http://www.letour.fr/2011/TDF/COURSE/fr/1000/etape_par_etape.html
休息日明けとなる第10ステージは
平坦部分がほとんど無いコースレイアウト。
しかし最後の4級山岳を超えた後15kmは下り基調なので
スプリント争いに持ち込まれる可能性もありそうです。
実況は白戸太朗さん、解説は浅田顕さん、別府始さん。
放送開始時点では6人が逃げており37km地点付近を走行中
大集団とは2分半ほどの差がついていました。
スプリントポイントはヴィショが先頭で通過。
大集団ではカヴェンディッシュが先頭、
カヴェンディッシュはしっかりポイントを稼いできているなぁ。
そしてスプリントポイントを通過後、
逃げ6人と大集団とのタイム差が一気に広がっていきます。
3級Côte de Figeacはほとんど争わずマルカートが1位通過。
すぐにやってきた4級Côte de Loupiacもマルカートが1位通過。
例年だったら山岳ポイントを稼げる状況ですけど、
今年はポイント改訂で1日逃げたぐらいでは稼げなくなりました。
という事は、クライマー向けな変更になったってことなのかも。
3級Côte de Villefranche-de-Rouergueもマルカートが先頭で通過。
残り50kmでタイム差は1分半ほどに。
この後集団は1分近くまで差を縮めてこれを維持していきます。
残り20km付近でマルカート、ミナールが逃げ集団から抜け出し
ここにヴィショが合流、3人がが置いていかれる形に。
そして4級Côte de Mirandol-Bourgnounacの登坂に入っていきます。
集団もほとんど差がない状態で登坂に突入。
ペースを上げた集団は、逃げから遅れた3人を吸収。
集団後方ではガドレが千切れていました。
ジロでは調子が良かったのになぁ。
大集団に迫られた逃げ3人の中からマルカートがアタック。
しかし大集団のペースが圧倒的、残り16kmでマルカートを吸収します。
先頭が集団となった後、仕掛けたのはギャロパン。
これにヴォクレール、ジルベールとジャージを着た選手、
そしてデーヴェニィンス、マルティンが加わり
5人で4級Côte de Mirandol-Bourgnounacの山頂を通過。
追走とは15秒差、ちょっと差が小さいかな。
逃げ集団からジルベールが抜け出しに成功。
他の3人は牽制してしまい集団に吸収されました。
最後まで逃げていたジルベールは残り5kmで吸収。
ペレス、カドリとルイヒ、ミラーと次々とカウンターが
仕掛けられましたが全て吸収されゴールスプリントの争いに。
2つの直角コーナーで集団が縦長になったままゴールスプリントに
カヴェンディッシュが先頭で最後のカーブを抜けましたが
2番手についていたグライペルがカヴェンディッシュをかわしゴールイン。
アシストを削り取っていたオメガファーマ・ロットの作戦が
最後の最後で僅かなさを生み出した感じがします。
総合のTOP 3は一団でゴールしタイム差がつきませんでした。
4賞ジャージは全て変わらず
マイヨ・ジョーヌはトマ・ヴォクレール、
ポイント賞はジルベール、
山岳賞はヴァンガードレン、
新人賞はヘーシンク。
・Étape 10 成績
1位 3h 31m 21s アンドレ・グライペル(OLO)
2位 same time マーク・カヴェンディッシュ(THR)
3位 same time ホセホアキン・ロハス(MOV)
・総合成績
1位 42h 06m 32s トマ・ヴォクレール(EUC)
2位 + 1m 49s ルイスレオン・サンチェス(RAB)
3位 + 2m 26s カデル・エヴァンス(BMC)
http://www.letour.fr/2011/TDF/LIVE/fr/1000/classement/index.html
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