大会公式サイト
http://www.letour.fr/
Étape 3 Olonne-sur-Mer -> Redon【198km】
コース図等
http://www.letour.fr/2011/TDF/COURSE/fr/300/etape_par_etape.html
途中に4級山岳があり、細かい起伏もありますが
スプリンター向けのほぼ平坦なコースレイアウト。
第1ステージでは仕事をさせてもらえなかったアシストたちが
スプリンターの為の仕事を見せてくれそう。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん、ゲストに山田玲奈さん。
放送開始時点では5人が逃げており62km地点付近を走行中
大集団とは6分40秒ほどの差がついていました。
タイム差は放送開始後広がり続け、
最大で8分を超えてきました。
しかし80km地点から付近からタイム差は縮まり始めます。
10km1分のペースから考えると、ちょっと早めに追い上げているかな。
スプリントポイント、逃げ5人ではドラージュが1位通過。
大集団ではカヴェンディッシュが先頭通過しポイントを重ねました。
ポイントが大きくなったからか、争いが激しくなっているように見えます。
シャルトーが地元に凱旋するために先行、
家族と語らうシーンは何度見ても良いものです。
4級Côte du Pont de Saint-Nazaireに突入、
山岳ポイントに指定されていますがここは橋。
ここもドラージュが1位通過、山岳ポイントでジルベールと並びました。
後は総合順位が高い方がジャージを着る事になります。
そしてこの橋を渡ったところで50人ほどの選手が
大集団から遅れてしまったようです。
多くの選手は戻れたようですが、
横風で中切れが再度発生してしまいました。
この横風を利用しようと大集団はペースアップ、
逃げ5人との差は一気に縮まり40秒ほどに。
40kmも残っているので、ちょっと早すぎるなぁ。
さすがに早すぎるのか大集団はペースダウン、
トラブルで遅れていたカルペッツも何とか戻りました。
この後大集団は逃げ5人を泳がせる体制に、
40秒ほどの差を維持しながら残り距離を減らしていきます。
ペレスのアタックで逃げ5人も活性化。
そんな中で抜け出しに成功したのはグティエレス、ドラージュの2人。
追い風も利用し足掻いていきましたが、残り9kmで大集団に吸収、
ゴールスプリントに向けての位置取り争いが始まりました。
飛び出した選手も居ましたが吸収されスプリントの争いに……
と思いきやカーブで落車が発生し6人だけが抜け出します。
ハスホフトがファラーを牽きつれてトレインを形成すると、
スプリントを開始したファラーはぐんと伸び、
フェイユの追い込みを僅かに抑えステージ優勝を獲得。
ゴール後に両手の指をあわせ「W」の文字を作りましたが、
これは「親友ウェイラントに捧げる」って意味合いだったのかな。
完璧なコンビネーションを見せたガーミン・サーヴェロが2連勝。
今年のツール序盤の中心は間違いなくこのチームのようです。
・Étape 3 成績
1位 4h 40m 21s タイラー・ファラー(GRM)
2位 same time ロマン・フェイユ(VCD)
3位 same time ホセホアキン・ロハス(MOV)
・総合成績
1位 9h 46m 46s トル・ハスホフト(GRM)
2位 same time デイヴィッド・ミラー(GRM)
3位 + 1s カデル・エヴァンス(BMC)
http://www.letour.fr/2011/TDF/LIVE/fr/300/classement/index.html
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