大会公式サイト
http://www.tds.ch/
7.Etappe Vaduz -> Serfaus-Fiss-Ladis【222.8Km】
コース図等
http://www.tds.ch/sportch/upload/2011_marschtabelle7_detail_neu2.pdf
中盤に標高2383mの超級Flüelapassを超え、
さらにその後にも2級・1級と登って頂上ゴールの難コース。
今年のツール・ド・スイス最長にもかかわらず、厳しい登坂が3回もあるので
6.Etappe以上に差がつきやすいレイアウトといえそう。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では17人が逃げており181km地点付近を走行中
大集団とは6分20秒ほどの差がついていました。
超級Flüelapassを超え、2級Norbertshöheの登坂に入っていました。
2級Norbertshöheの山頂では、アンディ・シュレクがトップ通過、
これで山岳ポイント争いで1点差の2位に浮上。
総合では奮わないアンディですが、山岳賞は狙ってきているのかな。
下りに入って逃げ集団で仕掛けが始まりましたが
デヘントが抜け出しに成功しました。
そして大集団の方は追い上げをやめてしまったのか
タイム差が詰まらなくなってきました。
逃げ容認になる可能性が高まってきたかな。
先頭はデヘント、追走がパオリーニ、そして残った15人という形。
残り10kmでタイム差はパオリーニまで50秒、15人まで1分20秒で
最後の産買う1級Fisser-Höfeに入っていきました。
登坂に入ってすぐに15人からアンディがペースアップ、
これで集団は次第にばらけていき、
アンディ・シュレクが単独で追走する形に。
このままゴールできレア山岳賞ジャージがとれそう。
大集団ではクルイシュウィックがペースを上げ
テンダムが遅れ始めました。
そしてクルイシュウィックにフランク・シュレク、
ダニエルソンの2人がついていき、3人が大集団から抜け出しました。
しかし総合で遅れたくないライプハイマーの牽きで
クネゴらも含めて有力選手が再び一団になりました。
その頃先頭を走っていたデヘントがゴールイン。
綺麗なアタックから貯金を生かしつつも、
力強い登坂で逃げ切りに成功しました。
アンディ・シュレクは35秒遅れで2位。
そして続々と逃げた選手達がゴールにやってきます。
メイン集団では次々にアタックが仕掛けられます。
クネゴはクルイシュウィック、モレッマの
総合争いでのライバルの動きをきっちりマーク、
タイムを失わないようなクレバーな走りを見せています。
結局クネゴは、フグルサング相手に6秒失いましたが
それ以外の総合上位勢には差を詰める事をさせず、
総合優勝に大きく近づいたかな。
・7. Etappe 成績
1位 5h 38m 42s トーマス・デヘント(VCD)
2位 + 35s アンディ・シュレク(LEO)
3位 + 48s ホセホアキン・ロハス(MOV)
・総合成績
1位 27h 09m 49s ダミアーノ・クネゴ(LAM)
2位 + 1m 23s バウケ・モレッマ(RAB)
3位 + 1m 36s スティーフェン・クルイシュウィック(RAB)
http://www.tds.ch/sportch/upload/2011_etappe7_bulletin.pdf
PR