大会公式サイト
http://www.tds.ch/
3. Etappe Brig-Glis -> Grindelwald【107.6Km】
コース図等
http://www.tds.ch/sportch/upload/2011_marschtabelle_3detail.pdf
前日同様1級・超級と登ります。
登坂順は前日と順番が逆、距離はかなり短いです。
超級の後に下り基調なので大きな差をつけられなければ
致命傷には至らなさそうな粘り強さが求められるステージか。
実況は谷口広明さん、解説は三船雅彦さん。
放送開始時点では5人が逃げており65km地点付近を走行中、
大集団とは3分の差がついていました。
逃げ5人と大集団の間に追走集団がいくつか出来ているようです。
また雨が降っているので、最後の下りでトラブルが起きないか心配。
1級Grimselpasの下りに入って、逃げ集団からバークランツが飛び出します。
さらに追走集団が元先頭集団に合流し人数が増えてきました。
バークランツは追走集団との差を広げ続け
超級Grosse Scheideggの登坂が始まる頃には50秒ほどに。
大集団は3分超遅れていますが、登坂が厳しいので射程圏内と言えそう。
登坂で一番ペースが速いのは追走集団。
バークランツとの差を縮め、大集団との差を開いていきます。
残り20km表示のところで追走集団はバークランツを捉えました。
先頭の集団はペースが速い事もあってか少しずつ選手が削れていきます。
大集団の方はディルーカが何度も仕掛けていまして、
篩い落とそうとしているように見えます。
逃げ集団も1人また1人と選手が脱落していきます。
そして大集団ではクネゴがアタック、
切れの良い走りでどんどんと逃げ集団との差を詰めていきます。
前から落ちてきたアンディに追いつく頃には約30秒差に。
さらにクネゴはアンディを振り切り、
山頂までに残っていた先頭グループ4人に追いつきました。
これで先頭はフグルサング、テンダム、サガン、サレルノ、クネゴの5人に。
クネゴは追いつくだけでなくそのまま先頭に立ち、山頂をトップ通過。
さらに下りで集団から抜け出し単独で逃げていきます。
久しぶりに力強いクネゴを見ている気がするなぁ。
先行するクネゴに、テンダムが追っていましたが
カーブの処理ミスでサガンに抜かれてしまいました。
そのサガンは残り3kmでクネゴに合流。
これで逃げ切り易くなったかな。
ゴールスプリントはサガンとクネゴの一騎打ちに、
サガンがインをついて前に出ると
そのまま曲がりくねるコースを上手く使って
走路を塞ぎつつ末脚を爆発させゴールイン。
ステージ優勝を飾りました。
テンダム、フグルザングが21秒遅れ
ソレールが1分以上遅れた為、クネゴにリーダージャージが移りました。
・3. Etappe 成績
1位 3h 09m 47s ピーター・サガン(LIQ)
2位 same time ダミアーノ・クネゴ(LAM)
3位 + 12s ヤコブ・フグルサング(LEO)
・総合成績
1位 7h 43m 16s ダミアーノ・クネゴ(LAM)
2位 + 54s マウリシオ・ソレール(MOV)
3位 + 1m 16s バウケ・モレッマ(RAB)
http://www.tds.ch/sportch/upload/bulletin_gesamt_etappe3_klein_2011.pdf
PR