大会公式サイト
http://www.tds.ch/
2. Etappe Airolo -> Crans-Montana【147.8Km】
コース図等
http://www.tds.ch/sportch/upload/2011_marschtabelle_2detail.pdf
スタート直後に超級山岳に登りますがその後は下り・平坦が長いので
序盤の遅れは致命傷にはなりにくそう。
ゴールとなる1級山岳がいきなりの勝負所、
総合が動く可能性が高いコースレイアウトです。
実況はSaschaさん、解説は三船雅彦さん。
放送開始時点では2人が逃げており98km地点付近を走行中
大集団とは2分45秒ほどの差がついていました。
放送開始直後から大集団は脚を緩めたのか
差が4分半まであっという間に広がっていきました。
最後に1級山岳があるのでまだ余裕なのかな、
もしかしたら逃げ切り容認もありうるのかも。
スプリントポイントでタイム差は4分40秒ほど、
残りが35kmほどなのでだいぶ緩く追っている感じ。
5分近くまで差が開いた後、ようやく差が詰まり始めました。
2つ目のスプリントポイントを超え、1級Crans-Montanの登坂に突入。
逃げ2人と大集団との3分強、ぐっと詰めてきましたが
狙い通りに展開できているのかな。
大集団からは千切れる選手が出続ける中、バークランツが仕掛けます。
この動きに対し大集団はそのまま仕掛けを容認。
ウェーニングも抜け出しましたが、バークランツは失速し集団へ。
飛び出したウェーニングは先行する2人を一気に抜き去り先頭に。
しかし淡々と迫ってきた大集団にウェーニングも飲み込まれました。
続いて飛び出したのはフルーム、この時点で集団は15人ほどに。
集団後方では総合を狙うアルバジーニ、アンディ・シュレクが脱落、
最大勾配となるパートが近づき、さらに集団が割れてきました。
集団に残っているメンバーではフランク・シュレクが積極的、
クネゴはきっちり反応出来ているので状態は良いのかな。
1級Crans-Montanの山頂を13人の集団で通過。
フランクが先頭で通過、山岳賞を狙ってくるのかな。
そして直後にクルイシュウィックがアタック、
ここにディルーカ、フランク・シュレクが合流しました。
残り3kmから再び急坂に。
フグルサングの牽きで集団は逃げ3人を捉えました。
フランク・シュレクの引きで中切れが発生。
残り1kmのアーチの前でソレールが仕掛けてきました。
ソレールのアタックは爆発力こそなく失敗。
続いてクネゴがアタックしましたがこれも失敗。
そしてソレールが2回目のアタック、
今度は一気に差を広げて独走状態に入ります。
ソレールはそのままゴールまで差を広げ続けて優勝。
2位グループに12秒の差をつける完勝でした。
ソレールはリーダージャージも獲得と素晴らしい1日になったなぁ。
・2. Etappe 成績
1位 4h 23m 20s マウリシオ・ソレール(MOV)
2位 + 12s ダミアーノ・クネゴ(LAM)
3位 + 12s フランク・シュレク(LUX)
・総合成績
1位 4h 33m 19s マウリシオ・ソレール(MOV)
2位 + 16s ダミアーノ・クネゴ(LAM)
3位 + 22s バウケ・モレッマ(RAB)
http://www.tds.ch/sportch/upload/bulletin_2_etappe_kompl_klein_2011.pdf
PR