大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/
Tappa 20 Verbania - Sestriere【242Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/tappa.shtml?t=20&lang=it
200km付近までほぼ平坦ですが、その後に未舗装路を含む1級Colle delle Finestre、
最後は2級の山頂ゴールと勝負所に相応しいレイアウト。
2つの登坂が近いのでリカバリが難しく
タイム差がつきやすいステージになりそう。
実況は永田実さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では13人が逃げており168km地点付近を走行中
大集団とは9分ほどの差がついていました。
大集団が差を少しずつ詰めていく展開でしたが、1級Colle delle Finestreは
きつい登りですし、総合を脅かす選手もいないので
あまり差を詰めなくても大丈夫そう。
どこまで詰めてくるかな。
1級Colle delle Finestreの登坂に突入するかしないかの所で
大集団からルハノがアタックして抜け出します。
これをピラッツィが追っていきます。
タイム差は6分ぐらい、かなり早めに追っている感じがします。
逃げ集団からキリエンカがペースアップ、
大集団では有力選手も遅れ始め、
ルハノのペースアップでどんどんと選手が千切れていきます。
しかし総合上位勢はしっかりと残っているようです。
ここで脱落するようだと頂上付近で戦えないよなぁ。
未舗装区間に突入するあたりで、キリエンカから
後方の集団まで4分半以上の差。
最も詰まったときで4分を少し超えるぐらいだったので
キリエンカの走りが好調なのかしら。
メイン集団ではホアキン・ロドリゲスがアタック、
これにクルイシュウィックが追っていきます。
コンタドールはマイペースで追っていきますが
ニバリが千切れてしまいました。
スカルポーニも集団の後ろに食らいついている感じ。
キリエンカは単独で山頂を通過。
コンタドールらのいる集団は5分20秒遅れで通過。
クロイツィゲルがリードしている新人賞争いですが、
クルイシュウィックに遅れをとり始めているので
この争いも面白くなりそう。
下りに入ってニバリが集団に復帰。
追いついたのは良い事ですが、最後の登りで耐えられるかな。
追走のルハノにベタンクールが合流しましたが、
キリエンカとの差は4分半近く、後方のメイン集団とは1分差と
ちょっと中途半端な感じになっちゃっているかな。
クルイシュウィックが集団から抜け出そうとしますが、
これは新人賞ジャージへ向けての動きでしたが失敗。
この直後に遅れていたクロイツィゲルが集団に復帰。
新人賞争いは最後の山で決まりそう。
キリエンカは2級Sestriereの登坂に突入。
タイム差がさらに広がっており、逃げ切りも見えてきたかな。
後方ではホアキン・ロドリゲスがアタックしましたが失敗。
ホアキン・ロドリゲスが再アタック、
今度は抜け出しに成功します。
さらにメンショフも続いて仕掛けましたがこれは失敗。
追走集団ではルハノがベタンクールを置き去りにしました
キリエンカは早々に優勝を確信して
チームカーと祝福のシェイクハンド。
広報ではガドレがアタックしましたが、
もう差は大きくつかないと踏んだか他の選手は反応せず。
キリエンカは喜びのポーズを見せながら悠々とゴールイン。
トンドに捧げる優勝ができてよかったなぁ。
2位はルハノ、3位はホアキン・ロドリゲス
総合上位勢ではニバリが遅れました。
コンタドールは8位ゴールでほぼ総合優勝を確定させました。
クロイツィゲルも新人賞ジャージは維持。
山岳賞はガルゼッリが確保。
・Tappa 20 成績
1位 5h 26m 27s ヴァシル・キリエンカ(MOV)
2位 + 4m 43s ホセ・ルハノ(AND)
3位 + 4m 50s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・総合成績
1位 83h 34m 25s アルベルト・コンタドール(SBS)
2位 + 5m 18s ミケーレ・スカルポーニ(LAM)
3位 + 6m 14s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/classifiche/it/t_20_class.shtml?lang=it
PR