大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/
Tappa 19 Bergamo - Macugnaga【209Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/tappa.shtml?t=19&lang=it
中盤に1級山岳、そして山頂ゴールは3級と
ドロミテ3連戦に比べると少し緩く見えます。
しかし最後は28km超の長距離をだらだら登っていくので
1級を登り終えた後にどれだけ力を残せるかが勝負になりそう。
実況は白戸太朗さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では4人が逃げており134km地点付近を走行中
大集団とは2分ほどの差がついていました。
1級Mottaroneの下りに入った所で、集団から抜け出していた
チョップ、シュレルの2人が逃げ4人に合流し6人に。
長い下りで大集団はリスクを恐れてか追い上げは見せず。
タイム差は3分40秒あたりまで開きました。
雨も強く振り出していましたが……いきなりルイスが
担架で運ばれるシーンが。
意識はあるようで手を動かしていましたが、
早く復帰できるような状態だと良いな。
下りが緩くなったあたりでタイム差が縮まり始め、
約1分差で3級Macugnagaの登坂口に突入。
登りに入ってすぐ、逃げ6人からピノー、ラボッティーニが
抜け出していったようで、先頭は2人に。
大集団は2人から遅れた選手を次々と飲み込んでいきます。
最後まで逃げていた2人も、残り13.5kmで集団に吸収。
吸収した集団もかなり人数が削られてきている感じ。
残り10kmを切って集団は50人ほどに、
この中から仕掛けに成功したのはティラロンゴ、
ディルーカが追走してきましたが追いつかせず
単独で先頭に立ち逃げ続けます。
ティラロンゴと集団との差は20秒弱と逃げ切りは難しい差。
集団の方はTOP3はきちんと残っているようです。
集団から仕掛けが出たのは残り3kmを切った所、
デュポンのアタックからペースが上がり
ホアキン・ロドリゲスも飛び出しました。
しかしこれらの選手を後からアタックしたコンタドールが
あっさりとパスしていきます。
スカルポーニ、ニバリはついていくのが精一杯かな。
コンタドールが残り500m付近でティラロンゴに合流、
ティラロンゴは何とかついていくと
最後は譲られるようにして先頭に立ちゴールイン。
ティラロンゴはプロ11年目ながら初優勝との事。
初優勝がジロ、しかも11年目にしてというのは感慨深いだろうなぁ。
総合上位勢はニバリとスカルポーニの差が詰まりましたが、
コンタドールは逆にタイム差を広げました。
強すぎますね、コンタドール。
・Tappa 19 成績
1位 5h 26m 27s パオロ・ティラロンゴ(AST)
2位 same time アルベルト・コンタドール(SBS)
3位 + 3s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
・総合成績
1位 77h 11m 24s アルベルト・コンタドール(SBS)
2位 + 5m 18s ミケーレ・スカルポーニ(LAM)
3位 + 5m 52s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/classifiche/it/t_19_class.shtml?lang=it
PR