大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/
Tappa 09 Messina - Etna【169Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/tappa.shtml?t=09&lang=it
エトナ山を2回登り、ともに1級に指定されているステージ。
2回とも登坂部分が30kmを超える長い登りは
休息日前の山場的ステージとなります。
有力選手によるしのぎの削りあいに注目したい所です。
実況はSaschaさん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では9人が逃げており86km地点付近を走行中
追走1人とは2分、大集団とは4分45秒ほどの差がついていました。
1回目のエトナ山の登坂途中でしたが、
放送開始後は大きな動きはなく山頂を通過していきました。
単独で追走しているベルコフは1分48秒遅れ、
大集団は4分23秒遅れと差はほとんど変わらず。
この後下りで追走のベルコフが失速したのか、
逃げ9人との差を開かれてしまいます。
大集団はタイム差を維持しています。
スプリントポイントでベリコフは2分50秒遅れまで差が拡大。
これは大集団に戻る感じかな。
大集団は3分38秒遅れで通過、差が縮まってきました。
残り40kmを前にベリコフは大集団に吸収されました。
そしていよいよ最後の登坂に入っていきます。
コースプロフィールでは登坂距離19.4kmになっていますが、
少し平坦な部分があるとはいえ登り基調な部分は始まっています。
少しタイム差が広がり、残り30km4分半近くに。
しかし厳しい登坂が残っているのでまだ集団は余裕が感じられるなぁ。
プロフィール上の2回目の登坂に突入、タイム差は約3分。
逃げ9人からバークランツが抜け出す動きを見せましたが
これはすぐに集団に追いつかれます。
次に仕掛けたのはフランク、これは抜け出し画成功した形に。
ここにバークランツ、ヴィスコンティが追いつき、さらにラストラスが合流。
4人に絞られた後すぐにバークランツがアタック、
これで残された5人は完全に振り切られちゃったかな……
と思ったらサビーニが差をつめてきました。
しかしバークランツが再度アタック、
遅れてフランク、ヴィスコンティが追っていきましたが
ラストラスが遅れて先頭は3人に。
残り10kmでタイム差は2分弱、きつい部分が残っているだけに
逃げ切れるかどうかは微妙な感じに。
大集団ではウェーニングが遅れ始め、これでマリア・ローザを
手放すことがほぼ確実な状況に。
10%超の登坂の手前で先頭3人からバークランツがアタック、
これに他の2人はついていけません。
大集団からはルハノがアタック、これで大集団も活性化しそう。
残り7km付近で大集団からコンタドールがアタック、
スカルポーニが追っていきますが、
他の有力選手のほとんどがついていけません。
ルハニまで追いついたコンタドールはさらに加速、
これにルハニはついていきましたが、スカルポーニはついていけません。
コンタドールとルハニはあっという間に
バークランツを抜き先頭に立ちました。
このまま押し切ってしまいそうな勢いです。
スカルポーニは1分近く差をつけられてしまいました。
残り1.6kmでコンタドールがアタック、
ルハノはイーブンペースでコンタドールを追っていきます。
しかしコンタドールは余裕の走りでらくらく逃げ切り
ジロ初のステージ優勝を獲得しました。
総合上位の成績は一気にシャッフル、
コンタドールが2位に約1分差と差を広げて休息日を迎えました。
・Tappa 09 成績
1位 4h 54m 09s アルベルト・コンタドール(SBS)
2位 + 3s ホセ・ルハノ(AND)
3位 + 50s ステファノ・ガルゼッリ(ASA)
・総合成績
1位 33h 03m 51s アルベルト・コンタドール(SBS)
2位 + 59s コンスタンティン・シフトソフ(THR)
3位 + 1m 19s クリストフ・ルメヴェル(GRM)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/classifiche/it/t_09_class.shtml?lang=it
PR