大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/
Tappa 07 Maddaloni - Montevergine di Mercogliano【110Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/tappa.shtml?t=07&lang=it
今年のジロ初の山岳ステージ、
距離は110kmと短いものの、ラスト30kmはほぼ登り一辺倒。
その前にも篩い落とすかのような2級山岳があり
アシスト・エースの協調体制が問われるステージです。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では5人が逃げており32km地点付近を走行中
大集団とは3分ほどの差がついていました。
タイム差は3分強のままレースは進んでいきます。
2級山岳Serra della Stradaに入るあたりで
逃げ5人と大集団との差は2分30秒ほどに。
登坂の途中でラングが大集団から抜け出します。
ここにカゾーが合流しましたが、
その2人をフーガーランドが一気に抜き去っていきます。
フーガーランドはどんどんと逃げ5人に迫っていきます。
逃げ集団の中からは、山頂付近でカヌーティが抜け出し
1位の山岳ポイントを9を獲得。
そのまま後ろを待たずに単独で下っていきます。
単独で逃げていたカヌーティですが下りで落車。
これで4人に追いつかれてしまいました。
追走していたフーガーランドは残り25km付近で
逃げ5人に追いつきました。
山頂ゴールのMontevergineに向けて緩やかに上り始めていきます。
フーガーランドが仕掛けてきましたが、
ピノー、ヴィスコンティの2人がついていけず先頭は4人に。
大集団も迫ってきて、タイム差はあっという間に30秒ほどに。
逃げ集団からバクがアタック、これに他3人は反応できず、
バクは単騎で逃げていきます。
差を詰めてきた大集団からダイグナンがアタック、
一気にバクを吸収して先頭に立ちます。
逃げが吸収され集団はさらに活性化、
そんな中でアタックを決めたのはデクレルク、
一気に差を広げていきます。
残り5kmでデクレルクは集団に25秒差をつけます。
集団は有力選手が居ることもあって力を温存している感じ。
これはデグレーフにチャンスが出てきたかも。
残り3kmでタイム差は30秒、登りなのでまだ大集団は
追いつく可能性はありますが、デグレーフ有利な展開かも。
残り1kmのアーチを通過、差は詰まってきました。
大集団からスカルポーニが抜け出してきましたが、
デクレルクは懸命に漕ぎ続け何とか逃げ切りに成功。
ルーキーがグランツールという大舞台で初勝利、
これはデクレルクにとっては大きな一歩ですよ。
総合上位勢に大きな変動はありませんでした。
・Tappa 07 成績
1位 2h 54m 47s バルト・デクレルク(OLO)
2位 same time ミケーレ・スカルポーニ(LAM)
3位 same time ロマン・クロイツィゲル(AST)
・総合成績
1位 23h 09m 59s ピーター・ウェーニング(RAB)
2位 + 2s コンスタンティン・シフトソフ(THR)
3位 + 2s マルコ・ピノッティ(THR)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/classifiche/it/t_07_class.shtml?lang=it
PR