大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/
Tappa 05 Piombino - Orvieto【191Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/tappa.shtml?t=05&lang=it
3級山岳2つに未舗装区間が3つ、未舗装区間はアップダウンも激しく
さらにゴール直前も登り坂と厳しいコースレイアウト。
総合争 いで大きな動きが見られそうなステージですが
願わくば大きなトラブルが起きませんように。
実況はSaschaさん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点ではコーラー1人が逃げており105km地点付近を走行中
大集団とは9分弱の差がついていました。
逃げが1人ということで、大集団は余裕があるように見えます。
しかし後半に難しい部分があるので、
総合上位を狙う選手は気を張り続けないとならないかな。
スプリントポイントの手前でミラーがビシオソに接触し落車。
これはミラーが走路潰された感じでしたが、
タイミングが悪かったなぁ。
登りがきつくなったあたりでアラメンディアがアタック、
これで集団は活性化し始めました。
アラメンディアに4人が合流し5人の追走集団となりましたが、
3級Saragioloの山頂に到達する前に吸収されました。
残り50kmでコーラーと大集団の差は約7分、
ちょっと差が詰まらない感じだけど大丈夫かしら。
残り45kmのアーチ付近で大集団で落車が発生。
これで逃げるコーラーがまた少し有利になったか。
そして3箇所の未舗装区間が始まります
1つ目San Casciano Bagniは3級Croce di Fighineの山頂も含みます。
コーラーは苦しみながら登っていっている感じ。
大集団からはポポヴィッチが抜け出しましたがすぐに吸収されます。
山頂でコーラーと大集団の差は3分半ほどに。
一気に差が詰まってきました。
そして下りもしばらくは未舗装……
危ないコースでしたが何とか大きな事故無く通過してくれました。
下りで飛び出していたニバリは吸収されましたが、
これは集団内に居ることを回避する狙いだったのかな。
2つ目の未舗装区間でタンキンクが抜け出し、
カタルドがついて追走集団を形成。
大集団も50人以内ぐらいまで絞られてきています。
追走2人からカタルドが落車、さらにタンキンクも落車し
追走集団は思わぬ形で吸収されていきました。
代わってガドレ、ウェーニングの2人が追走集団を形成。
最後の未舗装区間が終わったあたりで
追走までの差は20秒台、大集団までは1分強の差……
と思ったらまた深刻な落車があった模様。
大丈夫かな……。
追走の2人がコーラーを抜きさり先頭に。
さらにその中からウェーニングが仕掛け先頭に立ちました。
遅れたガドレは差を広げられる一方。
そして残り3kmで最後の登坂に突入。
ウェーニングは何とか粘っていますがだいぶ失速。
集団ではマリア・ローザのミラーが遅れました。
残り1kmで大集団がウェーニングに迫ってきましたが
大集団で牽制がおき始めなかなかタイム差が縮まりません。
結局ウェーニングが逃げ切りに成功しました。
ウェーニングは2秒差でマリア・ローザも獲得と
充実の1日になったような気がします。
落車で怪我していたスラグテルは骨折したものの
命は大丈夫そうで一安心でしたよ……
・Tappa 05 成績
1位 4h 54m 49s ピーター・ウェーニング(RAB)
2位 + 8s ファビオアンドレス・ドゥアルテ(GEO)
3位 + 8s ホセ・セルパ(AND)
・総合成績
1位 14h 59m 33s ピーター・ウェーニング(RAB)
2位 + 2s マルコ・ピノッティ(THR)
3位 + 2s コンスタンティン・シフトソフ(THR)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/classifiche/it/t_05_class.shtml?lang=it
PR