大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/
Tappa 03 Reggio Emilia - Rapallo【173Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/tappa.shtml?t=03&lang=it
緩やかな登り坂が続く3級山岳を越えた後、
ゴール前にも4級山岳・小さな丘と
コース難易度はそれほどでもないものの
スプリンターにとっては厳しいコースレイアウト。
実況は谷口広明さん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では4人が逃げており95km地点を走行中
大集団とは4分の差がついていました。
登り基調のコースですが、ペースが速いように感じます。
終盤にも登坂があるので、大集団は差を広げずに
手の届く範囲で逃がしているようなタイム差になっています。
残り50kmでタイム差は約2分半に。
長い下りがあるので追い上げペースが読みにくいですが、
余裕を持って追いかけているようには見えます。
3級山岳Passo del Boccoの山頂で逃げ4人と大集団の差は1分強、
次の登りの前に捉えられるかな。
山頂付近で逃げ集団から遅れかけていたリッチビッティは
そのまま遅れてしまったようで、逃げは3人に。
下りではタイム差はほぼ変わらず、50秒強の差。
テクニカルな下りは少人数の方がやはり有利だなぁ。
と言っていた所で大集団で落車が発生。
落車したのはウェイラントの模様。
ステージ優勝の経験もある選手ですが
出血が激しくかなり危険な状態、心配になります。
下りが終わる頃に遅れていたリッチビッティが逃げ集団に復帰。
残り15kmでタイム差は24秒、これはもう捕まえるのは時間の問題か。
残り12km手前で逃げ4人は吸収。
カウンターもないまま4級山岳Mad.d.Grazieに入っていきます。
ペースアップして4人が抜け出し、
それを追う集団も選手がどんどんと削られていきます。
4級山岳Mad.d.Grazieの山頂付近ではかなり縦長の展開に。
カヴェンディッシュは遅れたので、マリア・ローザ意地は厳しいか。
残り5kmを切り、先行する5人と追走集団との差は10秒超
これは前5人にもチャンスが出てきそう。
残り1kmで差は15秒超に開きましたが、追走2人がいたため
牽制が起きずそのままゴールスプリントに。
最後のコーナーを抜けて先頭に出たビシオソが
そのままゴールラインを通過しました。
2位には行ったミラーがマリア・ローザを獲得。
大集団は21秒遅れでゴール。
そしてウェイラントは……残念ながら息を引き取ったという連絡が。
昨年はこの第3ステージで優勝したウェイラントが
こんな事になるだなんて、残念としか言いようがありません。
・Tappa 03 成績
1位 3h 57m 38s アンヘル・ビシオソ(AND)
2位 same time デイヴィッド・ミラー(GRM)
3位 same time パブロ・ラストラス(MOV)
・総合成績
1位 10h 04m 29s デイヴィッド・ミラー(GRM)
2位 + 7s アンヘル・ビシオソ(AND)
3位 + 9s コンスタンティン・シフトソフ(THR)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/classifiche/it/t_03_class.shtml?lang=it
PR