大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/
Tappa 02 Alba - Parma【244Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/it/tappa.shtml?t=02&lang=it
今年のジロ最長ですが、スプリンター向けの平坦ステージ。
ゴールの30kmほど手前に小さな丘が連続しますが
スプリンターにとって大きな問題にはならなさそう。
激しいゴールスプリントが期待出来そうなステージです。
実況は谷口広明さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点ではラング1人が逃げていて147km地点付近を走行中、
大集団とは14分近い差がついていました。
大きな差がついていますが、逃げが1人なのでまだ余裕あるかな。
1人での逃げということもあり、大きな動きもなく
少しずつタイム差が詰まっていく平坦基調のステージらしい展開。
残り60kmを切ったあたりでタイム差は5分をきってきました。
ラングに疲れが出てきたという事もあるでしょうけど
あっという間に差が詰まってきて集団の力を改めて実感します。
ラングは何とか4級山岳まで逃げ切り山岳ポイントを獲得。
これで山岳賞ジャージを獲得して仕事をこなしきった感じに。
ラングが集団に吸収された所でカウンターアタックが発生。
まずは3人が抜け出し、ここに5人が合流して8人の逃げ集団が形成。
人数が多いので、大集団としては気が抜けない感じかな。
残り20kmで差は20秒、逃げ切れる差ではありませんが
トラブルが出ればチャンスが生まれる可能性も。
しかしトラブルが出たのは逃げ集団、
ヴォルガノフが落車してしまいました。
これで逃げ集団内で5人が牽き2人がついていく展開に。
こうなるとペースが落ちてしまいますから
なかなか詰まらなかった差が一気に縮まり
残り8km付近で逃げ集団は大集団に飲みこまれました。
激しい位置取り争いの後ゴールスプリントに。
ペタッキが先行して仕掛けたところに
カヴェンディッシュが追っていきましたが僅かに届かず。
ペタッキがやや体を振った事で
カヴェンディッシュが踏み込むのが少し遅れ
それがゴールラインでの僅か無さに繋がりました。
カヴェンディッシュとしては不満を感じそうですが
ペタッキの上手さが感じられるスプリントでした。
2位だったカヴェンディッシュですが
総合では1位になった為、マリア・ローザを獲得。
でもどうせだったら1位ゴールで着たかっただろうなぁ。
・Tappa 02 成績
1位 5h 45m 40s アレッサンドロ・ペタッキ(LAM)
2位 same time マーク・カヴェンディッシュ(THR)
3位 same time マニュエル・ベッレッティ(COG)
・総合成績
1位 6h 06m 27s マーク・カヴェンディッシュ(THR)
2位 + 12s コンスタンティン・シフトソフ(THR)
3位 + 12s クレイグ・ルイス(THR)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2011/classifiche/it/t_02_class.shtml?lang=it
PR