大会公式サイト
http://www.letour.fr/2011/LBL/COURSE/fr/index.html
La Flèche Wallonne 2011【255.5km】
コース図等
http://www.letour.fr/2011/LBL/COURSE/fr/le_parcours.html
春のクラシック戦線も終盤戦。
リエージュ~バストーニュ~リエージュは
後半に細かいアップダウンが続きゴール前も登り
仕掛け所がたくさんあるコースレイアウトです。
実況はSaschaさん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では10人が逃げており165km地点付近を走行中
大集団とは1分40秒ほどの差がついていました。
Côte de la Haute-Levéeに入るころにはタイム差は1分台前半に。
逃げ集団からは3人脱落し7人に。
切り捨てた事でペースが上がったのか少しタイム差が広がり始めました。
大集団からはペースが落ちたからか、仕掛ける選手が次々と出始め
10人ほどの追走集団が出来ました。
Col du Rosierの登坂に入る頃には
逃げ8人→約40秒差で追走10人→約1分半差で大集団という形に。
登坂中に逃げ8人から3人が脱落。
大集団からカルーゾ、ディグレゴリオが抜け出して前を追っていきます。
追走集団は綺麗にローテーションしていますが差はあまり詰まらず。
どの集団も動きが多くて落ち着かない状態なので
多くの選手が力を使ってしまっている展開かも。
Col du Maquisardの登坂に入る前に
追走集団が逃げに追いつき14人の集団に。
大集団とは1分差しかありませんが
人数が増えた事で逃げる勢いは増しそうなので
大集団としてはあまり良い展開ではないと言えそう。
逃げからロペスが脱落し13人に。
Mont-Theuxの登坂を終えて残り50kmをきりました。
大集団は1分超の差を維持していますが
選手が残っているのでまだ泳がせて大丈夫という判断なのかな。
Côte de la Redouteに入った所でタイム差は1分40秒でしたが
登坂に入ってから一気に差が詰まり始め、
落車もありましたが、差は1分を切ってきました。
逃げ集団も脱落者が出始めまずは7人に。
頂上でタイム差は45秒ほどに。
Côte de la Redouteでは振り落とされた選手はいましたが
仕掛けはなしと静かな戦いとなりました。
この後、大集団からセレンセンが抜け出しに成功。
逃げから遅れた集団に追いつきましたが
この集団は上手く回らずペースが上がりません。
この後タイム差は少し広がり45秒ほどに。
残りが25kmでこのタイム差だと、
トラブルなどで逃げ切ってしまう可能性が高くなってきたかも。
Côte de la Roche aux Fauconsに入ってすぐに
逃げ7人がばらけ始めます。
ガスパロットが抜け出し、ヴァンアーヴェルマートがマーク
2人が抜け出す形となりました。
大集団でもアンディ・シュレクがペースアップ、
ここにフランク・シュレクとジルベールしかついていけず
3人が追走集団を形成します。
この追走集団は力があるので逃げまでは追いついちゃいそう。
そしてヴィノクロフにトラブル発生、
自転車を乗り換えましたがこれは追いつかないかな。
Côte de la Roche aux Fauconsで明暗が分かれた感じですが、
遅れた選手は挽回出来るかな……
シュレク兄弟とジルベールがヴァンアーヴェルマートに合流し
いつの間にか先頭は4人だけに。
大集団も差をつめ20秒台前半に、これはもつれそうな感じ。
残り10kmで約40秒差、最後の大きな登坂Côte de Saint-Nicolasが
残っているとはいえ、集団の人数が少ないだけに厳しい差かな。
大集団と40秒超の差を保ちながら
逃げ4人がCôte de Saint-Nicolasに突入。
フランク・シュレクが仕掛けようとしましたが
ジルベールは冷静に対応。
この仕掛けでヴァンアーヴェルマートが脱落します。
そして変わってジルベールがアタック、
フランクは何とかついていきましたが、アンディが脱落します。
ジルベールは2人にして山頂を通過、これは狙い通りの展開かな。
しかしフランクもアンディが居るが故に前に出ずに済むので
どちらが有利かはまだ分からない状態。
ここでジルベールはアンディを追いつかせる選択をしたようです。
残り2kmで追走の小グループとの差は40秒、
前3人での決着が濃厚になってきました。
アンディ、ジルベール、フランクの順での最後のカーブを曲がります。
仕掛けたのはジルベール、シュレク兄弟は懸命に追いましたが
ジルベールは寄せ付けずに最後まで逃げ切りました。
これでアルデンヌクラシック3連勝……強すぎです。
・成績
1位 6h 13m 18s フィリップ・ジルベール(OLO)
2位 same time フランク・シュレク(LEO)
3位 same time アンディ・シュレク(LEO)
http://www.letour.fr/2011/LBL/LIVE/fr/100/classement/index.html
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