大会公式サイト
http://www.amstelgoldrace.nl
Amstel Gold Race 2011【260.4km】
コース図等
http://www.amstelgoldrace.nl/index.php?pageId=32&languageId=11
アムステルゴールドレースは、マーストリヒト近郊を
変則的に3周回するコースレイアウト。
3回登るCaubergを含めて32回の登坂がある
アップダウンが激しく仕掛けどころ豊富なコースレイアウト。
実況は谷口広明さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では4人が逃げており155km地点付近を走行中
大集団とは4分弱の差がついていました
残り90kmで逃げ4人と大集団のタイム差は2分台前半に、
大集団はラボバンクの牽きで中切れが発生。
これも要因となって大集団の前に残ったメンバーは
さらにペースアップしている感じに。
どんどんとタイム差が縮まっていきます。
ルイスレオンサンチェスが抜け出す動きを見せましたが、
同調者が居なかったためすぐに戻っていきました。
2回目のCaubergの登坂で、大集団は逃げ4人を視界に捉えました。
Caubergを越えた後、逃げはデネグリとドゥガンの2人だけに。
大集団は20秒ほど後方にいて、いつでも捕まえられる状況です。
大集団からはバレドが抜け出し、前の2人を追っていきます。
バレドは少し時間がかかったものの逃げ2人に合流。
さらにギセリンクも逃げ集団に合流し4人に、
大集団との差は少しずつ開いていき、1分まで開いていきました。
残り50kmぐらいまでは1分差がありましたが、
そこから再び縮まっていきLoorbergで大集団は追いつきました。
大集団が追いついてからカウンターの動きが活発化。
多くの選手が逃げに乗ろうと動きを見せますが決まらず、
一団のままレースは進んでいきます。
Gulperbergではイグリンスキーが抜け出す動きを見せ、
これに呼応するように多くの選手が仕掛けてきました。
しかし残り距離が少ないこともあり、
大集団はすぐに潰す動きを見せてきます。
これは最後のCaubergに大集団で、という可能性もありそう。
Eyserboswegの前で集団で落車が発生、
カンチェッラーラ、フランク・シュレクの2人が巻き込まれました。
リスタートはしましたが、これは勝負としては厳しくなりました。
フランクはさらに登りで自転車を乗り換え、
落車時にトラブルがあって発症しちゃったのかな。
フランクのトラブルの間に先頭は20人ほどに絞られました。
有力選手が多く残っているので面白い展開が期待できそう。
Frombergでは大きな動きはありませんでしたが、
Keutenbergに入ってホアキン・ロドリゲスが仕掛けます。
この動きはしばらくして潰されます。
代わってコロブネフがアタックしましたが、これも失敗。
そしてアンディ・シュレクが出て行きました。
これは泳がせる形にしたのか、集団は見送ります。
残り5kmあたりで、追走集団をジルベールが牽き始めると
中切れが発生してしまいます。
慌てて切れて残された選手も追い上げて一団に戻しましたが、
有力選手が揃いすぎていて集団の統率がとれていないのかな。
最後の登坂Caubergに突入。
ジルベールが牽いてあっという間にアンディを抜いていきます。
付いていったのはホアキンロドリゲスのみ。
ジルベールは追いすがるホアキンロドリゲスを振り切り
そのままゴールまで駆け込みました。
・成績
1位 6h 30m 44s フィリップ・ジルベール(OLO)
2位 + 2s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
3位 + 4s サイモン・ジェラン(SKY)
http://www.amstelgoldrace.nl/index.php?pageId=35&languageId=11
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