大会公式サイト
http://www.letour.fr/fr/homepage_horscoursePNC.html
étape 8 Nice -> Nice【124km】
http://www.letour.fr/2011/PNC/LIVE/fr/800/etape_par_etape.html
最終ステージはニースの町がスタートとゴール。
距離が短いにもかかわらず、3・2・2・1・1と山岳があり
総合成績でも逆転が起こりうるようなコースレイアウト。
決着するに相応しいステージと言えそうです。
実況は谷口広明さん、解説は栗村修さん
放送開始時点では11人が逃げており70km地点付近を走行中
大集団とは3分20秒の差がついていました。
ヴィノクロフ、ヴォクレールと力を持つ選手が入っているので
逃げ切りもあるかもしれません。
雨が降っているので、アクシデントが起きないと良いなぁ。
2級Col de Calaïsonの山頂手前で、逃げ11人から
ゲルデマン、ヴィノクロフが脱落、
9人はヴォクレールを先頭にして山頂を通過。
ポリオルはここまでに山岳賞を確定させていたので
この後の1級山岳2つに向けて力を溜めている感じです。
4つ目の1級山岳LA TURBIEに入ると、
ポリオル、ブシェ、ディディエの3人が遅れ始め
逃げ集団は6人となりました。
タイム差は2分を切ってきており、集団がきっちり追ってくると
逃げ切りはちょっと厳しいかなという状況。
LA TURBIEの山頂では逃げ6人は争いなく通過。
大集団は1分半遅れで通過、
この登りでは差はあまり詰まらなかったですね。
タイム差が詰まるどころか開いて1級COL d'EZEに突入。
まずは2人が千切れ、さらにヴォクレールとウリッシが
ペースアップをして抜け出しました。
タイム差も広がり始め2分台に、残り20kmを切ったので
逃げ切る可能性が大きくなってきました。
大集団からはたまらずサミュエル・サンチェスが抜け出し、
さらにヴァイクスも次いで抜け出して前を追っていきます。
逃げていた2人は争わず1級COL d'EZEの山頂を通過、
しかし下りに入ってヴォクレールがウリッシを引き離し
単騎での逃げに入りました。
ヴォクレールはそのまま後続に差を詰めさせず
ゴールまで逃げ切ってしまいました。
2位ウリッシに23秒の差をつける完勝でした。
総合上位勢は同一集団でゴールしタイム差はつかず、
マルティンが総合優勝を獲得しました。
面白いレースが多いパリ~ツールでしたなー。
・étape 8 成績
1位 3h 15m 58s トマ・ヴォクレール(EUC)
2位 + 23s ディエゴ・ウリッシ(LAM)
3位 + 1m 06s ジュリアン・エルファレ(COF)
・総合成績
1位 34h 03m 37s トニー・マルティン(THR)
2位 + 36s アンドレアス・クレーデン(RSH)
3位 + 41s ブラッドリー・ウィギンス(SKY)
http://www.letour.fr/2011/PNC/LIVE/fr/800/classement/index.html
・ポイント賞
ハインリッヒ・ハウッスラー(GRM)
・山岳賞
レミ・ポリオル(FDJ)
・新人賞
ライン・タラマエ(COF)
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