大会公式サイト
http://www.letour.fr/fr/homepage_horscoursePNC.html
étape 7 Brignoles -> Biot - Sophia Antipolis【215km】
http://www.letour.fr/2011/PNC/LIVE/fr/700/etape_par_etape.html
距離が215kmと今年のパリ・ツール最長なのに加え
中盤に1級山岳が2連続とタフなコースレイアウト。
最後は周回コースになっていますが
そこまでにスプリンターが追いつければスプリント勝負に
そうでなければ山を制した選手による争いになりそうです。
実況は永田実さん、解説は浅田顕さん
放送開始時点では2人が逃げており127km地点付近を走行中
大集団とは4分40秒の差がついていました。
逃げている2人は総合争いに影響しないので
総合争いの選手を擁するチームは無理をせず、
2人を逃げ切らせる可能性もありそう。
もう2つの1級山岳を越えており、勝負どころは2級山岳、
そして周回コースになる感じです。
大集団からウェストラがアタックし、ロペスガルシアがついていきます。
さらにハウッスラーも抜け出そうとするなど活性化してきました。
追走集団ではウェストラが抜け出し山頂を3位通過。
大集団は3分を切る差で山頂通過。
下りに入ってウェストラが落車、山岳ポイントは稼ぎましたが
前に追いついていれば面白い展開が予想されただけに少し残念。
怪我が影響しないと良いなぁ。
大集団では一度中切れを起き、リーダーのマルティンが
後方の集団に取り残されましたが、何とか復帰。
アシストがしっかり仕事をしてくれました。
狭いコース、さらに雨の影響なのか大集団のペースが上がらず
タイム差がなかなか詰まっていきません。
周回コースに入りゴールラインを通過したところで
追走集団との差は2分20秒、第2追走との差は3分半、
あと2周残っていますが、第2対そうはちょっと厳しいかなあ。
周回コースに入った後逃げ2人からクローンが仕掛けます。
この動きにベルトゥがついていけず、逃げ2人はバラバラとなりました。
クローンは1人で逃げ続けていましたが、
ゴールラインを通過し残り1周となった所で差は1分強、
逃げ切りはちょっと厳しくなってきたかな。
最終周回に入り集団はハウッスラーの落車がありながらも
さらに勢いよく差を詰めていきます。
クローンは残り13kmほどで吸収され、
カウンターでディグレゴリオが抜け出しました。
集団との差は20秒前後で推移し続けますが、
大集団からもゲルデマンが抜け出した事からも
ペースは上がりきっていない感じがします。
さらに落車も発生と、ディグレゴリオに有利な材料が出てきました。
ゲルデマンが吸収された所でディグレゴリオは残り3kmに、
タイム差は18秒、狭いコースなのでチャンスありますよ。
ディグレゴリオは横断歩道の白線でバランスを崩しましたが
何とか立て直しステージ優勝に向けて最後のスパートをかけます。
登りのラスト1km、ディグレゴリオは追い上げを振り切り
ステージ優勝を獲得しました。
2位サミュエル・サンチェス、3位ウランは5秒遅れ、
ぎりぎりの勝負でした。
TOP 3ではウィギンスが2秒失いましたが、大きな変動はなし。
マルティンの総合優勝が濃厚になってきました。
・étape 7 成績
1位 5h 46m 23s レミ・ディグレゴリオ(AST)
2位 + 5s サミュエル・サンチェス(EUS)
3位 + 5s リゴベルト・ウラン(SKY)
・総合成績
1位 30h 46m 17s トニー・マルティン(THR)
2位 + 36s アンドレアス・クレーデン(RSH)
3位 + 41s ブラッドリー・ウィギンス(SKY)
http://www.letour.fr/2011/PNC/LIVE/fr/700/classement/index.html
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