大会公式サイト
http://www.letour.fr/fr/homepage_horscoursePNC.html
étape 4 Crêches-sur-Saône -> Belleville【191km】
http://www.letour.fr/2011/PNC/LIVE/fr/400/etape_par_etape.html
2・3・3・2・3・2・3と山岳が続く、
総合争いに大きな影響を与えそうなステージ。
総合に絡まない選手が逃げると
逃げ切りもありえるので面白い展開が期待できそうです。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では5人が逃げており128km地点付近を走行中
大集団とは3分20秒ほどの差がついていました。
5つ目の山岳を登っている所、
総合2位のデヘントと、逃げが上手いヴォクレールと
魅力的な選手がいる逃げ集団になっています。
5つ目の3級山岳Côte de Régnié-Duretteではポリオルが1位通過、
ポリオルは1つ目以外はすべて1位通過し
山岳ポイントを荒稼ぎしています。
大集団はタイム差を少しずつ縮めていきます。
最後の下りに入る前に捕らえようって感じかな。
6つ目、2級山岳Col du Fût d'Avenasでも
逃げ5人は争い無くポリオルを先頭にして通過。
大集団はリクイガスが牽き始めてタイム差が詰まり始めてきました。
頂上付近では1分半ほどの差に。
最後の登坂、3級Col de Fontmartinの登坂に入るまで
逃げ5人は下りで頑張って差をほとんど詰めさせなかったのですが、
登りでも粘りを見せて差を詰めさせません。
ポリオルが先頭で山頂を通過、
逃げ5人から大集団までの差は1分15秒ほど。
逃げ集団に居るデヘントは、ボーナスタイム狙いで
残り15.5kmにあるスプリントポイントまで懸命に逃げ続けます。
このペースアップに加え、小さな登りでダメージを受けたか
デグレーフが逃げ5人から遅れてしまいました。
デヘントが1位通過しボーナスタイム3秒を獲得。
大集団とのタイム差は1分強、下りがあったとはいえ
逃げ4人がだいぶ頑張ったようで逃げ切りの可能性も出てきたかも。
大集団では総合リーダーのゴスが厳しい感じ。
そしてピノーがアタックで集団から抜け出しましたが、
潰す動きが鈍いのは集団に力が残っていないからかな。
仕掛けたピノー、逃げから遅れたデグレーフを大集団は吸収。
しかしタイム差は残り10kmで1分強、
残り10kmを切ってから差は少しずつ詰まってきましたが、
10km1分の追い上げペースを考えると、どちらにも転ぶ差です。
残り4kmで30秒差、逃げ集団内で牽制の動きが無ければ
逃げ切れる可能性が高くなってきました。
総合でタイム差をつけたいゲヘントが居ることで
牽制が起きないままラスト1kmに。
ポリオルが仕掛けましたが、ヴォクレールが慌てず対応
そのまま他の選手を抑えこみステージ優勝を獲得しました。
大集団は13秒遅れでゴール、これによって総合争いでは
デヘントが1位、ヴォクレールが2位と大きな入れ替えが起きました。
・étape 4 成績
1位 5h 04m 20s トマ・ヴォクレール(EUC)
2位 same time レミ・ポリオル(FDJ)
3位 same time トーマス・デヘント(VCD)
・総合成績
1位 19h 26m 46s トーマス・デヘント(VCD)
2位 + 10s トマ・ヴォクレール(EUC)
3位 + 16s レミ・ポリオル(FDJ)
http://www.letour.fr/2011/PNC/LIVE/fr/400/classement/index.html
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