いよいよチャンピオンシップゲーム。
両カンファレンスともに6位シードが勝ち上がってきました。
6位シードが勝ち上がるには3位・1位と撃破し
最後に2位のチームが待ち受けることとなります。
3・1・2と倒さねばならないのですから、
6位シードがスーパー進出するのは大変ですよね。
だからこそシステムが良く出来ているなと思わされるのですよ。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・河口正史さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
GB |
7 |
7 |
0 |
7 |
21 |
CHI |
0 |
0 |
0 |
14 |
14 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011012301/2010/POST20/packers@bears
NFCチャンピオンシップは、今季は1勝1敗とほぼ互角のGBとCHI、
183試合目となる北地区ライバル伝統の一戦となりました。
GBは崖っぷちから強敵相手に4連勝、プレーオフでさらに調子をあげています。
オフェンスはランが計算出来ないので、QBロジャースの肩にかかっています。
ディフェンスはランに弱いので、パス偏重の展開に出来れば優位に立てそう。
CHIは前週SEAを危なげなく下してチャンピオンシップに進出。
ブリッツ頻度が低いディフェンス、プレッシャーが届くかがポイント。
オフェンスはランで時間消費し、ディフェンスのパフォーマンスを上げたい所。
怪我や不振で3人のQBを使わざるを得なかったCHIと
好調のQBロジャースが活躍したGB、この差が出た形となりました。
GBは追いすがるCHIを振り切り、14年ぶりのスーパーボウル進出。
ディフェンスは積極策が功を奏し、最初の2人のQBが6/14 0/4
、
第3Qまで8パントと1INTで無失点とほぼ完璧な内容。
終盤追い上げも2INTで断ち切り、パスラッシュが効果的でした。
オフェンスは前半こそ2TDを奪いましたが、後半はミスが目立ち失速。
QBロジャースは2INTとパスが不振ながらも、要所でスクランブルでカバー、
後半も苦しみながらも時間を使い、反撃機会を奪う良い仕事をしました。
プレーオフで目立たなかったディフェンスが活躍して勝利したGB。
強い守備相手にオフェンスが手間取った点が課題。
得意のパスを封じられたときの為の次の一手を用意しておきたい所です。
CHIは序盤のオフェンス不振が響き、追い上げるも一歩届かず。
オフェンスは先発QBカトラーが6/14、2番手コリンズも0/4と
思い通りにプレイさせてもらえず。3番手QBヘニーが2TD奪取も
INTリターンTDで突き放された分、届きませんでした。
プレッシャーに対し策が必要でしたが、調整出来たのが少し遅かった感じ。
ディフェンスは好調オフェンス相手に2INT奪取で14失点と評価できる内容。
ハーフタイムでの調整もきっちりはまり、自陣エンドゾーン目前でINTと
ビッグプレイで凌ぐ粘り強さを見せましたが、援護が無かったのが残念。
オフェンスの不安定さがここ一番で出てしまったCHI、
内容のムラを減らす為に、ラインに一層の強化を施したいですね。
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