ワイルドカードプレーオフもこれで最後。
1試合を除いて1TD差以内で決着と
地区優勝とワイルドカードチームの戦力差が
大きくない事を感じさせる内容でした。
こういう結果を見るとプレーオフのシステムが
きちんと機能しているんだなぁと思いますね。
放送 GAORA
実況・タージンさん、解説・板井征人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
GB |
7 |
7 |
7 |
0 |
21 |
PHI |
0 |
3 |
7 |
6 |
16 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011010901/2010/POST18/packers@eagles
ワイルドカード最終戦は開幕カードの再戦、開幕週では勝利して
大逆転でプレーオフ進出を果たしたGBを、
終盤2連敗とやや調子を落としているPHIがホームで迎え撃ちました。
GBは終盤の2連勝でプレーオフ最後の椅子を勝ち取りました。
失点2位のディフェンス、派手なプレイは少ないものの粘り強さが抜群です。
オフェンスはランに不安ありも、武器が豊富なパスでカバーしています。
PHIは怪我の功名で大躍進を見せ、久しぶりに地区優勝してきました。
オフェンスはQBヴィックのパスが成長、スクランブルもあり守りにくいです。
ディフェンスはレッドゾーンで弱い為、その前で対処したい所です。
得点機会はPHIの方が多かったのですが、
チャンスをそつなく生かしたGBが逃げ切りました。
GBは少ない得点機会を確実に生かして辛勝。
オフェンスは出来にムラがありましたがRBスタークスが23回 123yds、
QBロジャースが18/27 180yds 3TD、要所でプレイを決めて
敵陣に入った3ドライブ全てでTD奪取、勝負強さを見せました。
ディフェンスは6回得点圏に入られましたが、粘りを見せ2FGミスを誘発。
最後もINTで止めを刺しと勝負強さは健在。
ややミドルパスを通されすぎていたのが修正すべき点でしょうか。
レギュラーシーズン終盤戦の勢いと勝負強さがこの試合でも感じられたGB、
次週は1位シードATLとの対戦、WEEK 12での借りを返す為に
この試合のように決定機でプレイを決める事が求められます。
PHIはFGミス2回が響いてプレーオフ初戦で敗退。
オフェンスは攻め切れなかったものの、6回得点圏に入るまずまずの内容。
しかしFGが2回ミス、逆転を狙えるラストドライブもINTで終了、
チャンスでTDに結び付けられなかった点が響いてしまいました。
ディフェンスは喪失309ydsとまずまずの成績でしたが、
レッドゾーンディフェンスが悪いという弱点がこの試合でも出て3TD献上。
第3Q中盤以降は無失点で抑えていただけに、その前で粘れなかったのが残念。
QBヴィックの成長が良い誤算だったPHIの快進撃もここで終了。
来季に向け、レッドゾーンディフェンス改善が最優先課題。
あとはRBを補強しQBヴィック体制を整えていってほしいです。
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