ワイルドカードプレーオフ2日目。
この感想はBS1での放送にあわせる日付でアップしていますが、
自分はCSを使って全試合生放送で見ています。
ワイルドカードとディヴィジョナルは
2日連続で4試合生放送で体に堪えますよ。
でもそれだけの価値があるものなのですよ!!
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
BAL |
3 |
7 |
13 |
7 |
30 |
KC |
7 |
0 |
0 |
0 |
7 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011010900/2010/POST18/ravens@chiefs
大躍進を遂げ、地区優勝を勝ち取ったKCが
12勝しながらワイルドカードに回らされたBALを迎えての一戦。
BALは終盤4連勝、1TD差以内で3勝と勝負強さを磨いてプレーオフ進出。
オフェンスは選手は揃っていますが、使い方が下手で噛み合っていない印象。
ディフェンスは失点3位、ビッグプレイ能力の高さも驚異となります。
KCはリーグ1位のラン攻撃を軸に堅実な戦いを見せてきました。
オフェンスはやや爆発力に欠くものの、1位のランで試合を支配します。
ディフェンスはまだ発展途上、プレイ時間が長くなると厳しくなります。
攻守ともに圧倒したBALが攻撃時間で40分以上を消費、
KCの狙いは粉砕されてしまいました。
BALは力の差を見せ付けて快勝。
オフェンスはやや決定力を欠き、ファンブルロストのミスがありましたが、
QBフラッコが25/34と高いパス成功率で牽引、第1Qで12分37秒、
第3Qは13分52秒消費し相手オフェンスを封じました。
ディフェンスは自陣から攻撃されたドライブでの1TDのみに抑え、
3INT 2ファンブルリカバー 1ギャンブル阻止と大暴れ状態。
スクリメージラインでの戦いで上回った事がこの結果に繋がりました。
攻守ともに来週にとっておきたいレベルの内容で圧勝したBAL、
次週は同地区ライバルのPITとの対戦、アウェーなので主導権を握れるよう、
攻守でゴール前での戦術をしっかり用意していく必要がありますね。
KCは得意な戦い方を繰り出すことが出来ず惨敗。
オフェンスはランは出ていたのですが、3rd down成功率が1/8と
要所でプレイが決められず、ボールコントロールに失敗。
追う立場になった後は、無理が響いてターンオーバー連発と
完全に相手の掌の上で踊らされました。
ディフェンスは4サックしたものの、要所で止められずドライブを継続され
時間を使われた上に失点を重ね、攻め手を狭めさせてしまいました。
相手に流れが行っている所でビッグプレイがあれば良かったのですが……
再建期の中で頑張っていましたが、最後は層の厚み違いに跳ね返されたKC
この陣容でここまで来れたのですから、戦術は間違っていないはず、
的確な補強をすれば来季はさらに勝ち星を積み重ねられそうですね。
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