プレーオフ初日からこんな展開が待ち受けているとは……
一発勝負の怖さを垣間見たような気がします。
だからこそ2002年のNEみたいなチームが出てくるのでしょうけど。
放送 GAORA
実況・濱田篤則さん、解説・村田斉潔さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
NYJ |
0 |
0 |
7 |
10 |
17 |
IND |
0 |
7 |
3 |
6 |
16 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011010800/2010/POST18/jets@colts
昨季のAFCチャンピオンシップゲームの再戦、逆転地区優勝を果たしたINDに
6位シードながら勝率では相手を上回るNYJが乗り込んできました。
NYJは終盤にワイルドカードながら11勝、勝負強さにも定評ありです。
オフェンスは終盤2試合で調子を戻しましたが、爆発力の無さがやや不安な点。
ディフェンスはラインからバックスまで隙が小さい優秀なユニットです。
INDは3連敗後に4連勝し逆転で地区優勝、何とかプレーオフに進出しました。
オフェンスは1位のパスオフェンスが暴れられれば優位に立てそう。
ディフェンスは7試合連続20失点以上と怪我人の影響が心配される出来です。
NYJの狙い通りのロースコアゲームに、得点機はINDの方が多かったものの
得点圏での攻防で上回ったNYJが劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
NYJはラストプレイのFG成功でサヨナラ勝利。
オフェンスは序盤は抑えられていましたが、徐々にラインが機能し
ランが出始めると、第4Qには17プレイ 87yds 9分54秒のロングドライブ。
さらに残り53秒から40yds進んで逆転FGをお膳立てと、
場面に応じたオフェンスを展開できたのは見事、勝負強さが際立ちました。
ディフェンスは43ydsTDパスを通された後は得点圏に入られた所で踏み止まり
後半は3ドライブ全てで得点されましたが、レッドゾーン付近で粘り
全てFGに抑えた事で1点差の勝利に、こちらも勝負強かったですね。
攻守が上手く噛み合い、昨季の雪辱を果たしたNYJ。
次週は地区内ライバルNEとの対戦、前回が大敗しただけに
問題点を洗い出して、対応できる戦術を用意して臨みたい所。
INDは残り53秒を守りきれず逆転負け。
逆転を許したドライブで、大きなキックオフリターンを許しましたが、
スペシャルチームの脆さが肝心な場面で出てしまいました。
オフェンスは後半は3ドライブとも敵陣侵入しましたが、
レッドゾーン付近で止められ全てFGに抑えられたのが誤算。
ランの弱さに、レシーバー不足で攻めきる事が出来なかったようでした。
ディフェンスは前半はINTで失点を防いだものの、後半はライン戦で
優位に立たれてランを出され、さらに疲弊していく悪循環。
NYJとは対照的に粘りを見せられませんでした。
攻守ともに怪我人の多さをカバーし切れなかったIND、
層の薄さを改善するのが最重点課題、
これを克服して捲土重来を果たしてほしいですね。
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