地区優勝を狙うNOにプレーオフがかかるTB、
地区内ライバルにさらに要素が付加され
盛り上がらないわけがない組み合わせ。
最終週の放送試合はどれもドラマがあって面白かったですよ。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・板井征人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
TB |
3 |
7 |
10 |
3 |
23 |
NO |
7 |
0 |
3 |
3 |
13 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011010212/2010/REG17/buccaneers@saints
地区優勝を狙うNOが、プレーオフ進出に僅かな望みをかけるTBと対戦。
負けられない同地区ライバル対決がさらに白熱するお膳立てとなっています。
TBは若手が勢いに乗り、プレーオフレースにとどまっています。
オフェンスは前週QBフリーマンが爆発、パスにも勢いが出てきました。
ディフェンスはパスに強く、ターンオーバーで相手の勢いを止めたい所。
NOはプレーオフ進出決定、この試合に勝てば地区優勝の可能性もあります。
オフェンスは勝負強いものの、攻撃力がやや落ち気味なのが気になる点。
ディフェンスは逆にATL相手に14失点でしたが、出来にムラがあるのが難点。
互いにディフェンスがビッグプレイを繰り出しあいましたが、
第3QのNOのファンブルからTBが得点につなげ、そのまま突き放しました。
TBは勝って10勝到達、プレーオフ進出の可能性を残しました。
ディフェンスのファンブルリカバーが流れを引き寄せました。
攻め込んだ後ギャンブルでスニークフェイクからTDパス、
ビッグプレイが立て続けに決まってリードを広げ、そのまま逃げ切りました。
ディフェンスは2ファンブルリカバーに1INT、3人がサックを記録と
ラッシュで相手を幻惑することに成功し、結果を残しました。
オフェンスは2ファンブルロストしましたが、5回得点しパントは1回だけ。
QBフリーマンが21/26と素晴らしいパス成功率で、スペシャルチームと
ディフェンスのお膳立てをしっかり生かしきりました。
NYG・GBが勝った為プレーオフ進出は叶わなかったTB。
しかしこの戦力で10勝、若手の急成長が感じられたシーズンでした。
来季、このメンバーが更なる成長をし、的確な補強を出来れば、
上位2チームと対等に渡り合えるチームになるかもしれません。
NOは立て続けにビッグプレイを食らい、地区優勝を逃しました。
オフェンスはQBブリーズが22/38、プレッシャーで思うようにプレイできず、
ランが少ない回数とは言え好調だっただけにプレイコールに疑問符が……
あと可能性が残っている状況で控えQBに交代したのは勢い的にマイナスかも。
ディフェンスはオフェンスのミスに足を引っ張られ、80%超の
パス成功率を許しながらも、2ターンオーバー奪取などで粘った感じ。
だからこそ、トリックプレイによるTD献上が悔やまれる結果となりました。
昨季王者のNOは、5位シードでのプレーオフ進出となりました。
ここ数試合オフェンスの調子が今ひとつなので、
ラン・パス比率の見直しを含めて、調整を進めていく必要ありです。
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