NFLではフレキシブルスケジュールによって
後半戦の試合開始時間をずらしているのですが、
GBとプレーオフ争いをしているNYGは夕方の同時刻に、
もう1チームのTBは早い時間に行われました。
TBが勝った為、2チームともに勝たねばならないという状況になり
2チームのモチベーションがよりあがって
面白い試合になっていたと思います。
こういうところがNFLの上手さだよなぁ。
放送 NHK-BS1
実況・野瀬正夫さん、解説・後藤完夫さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
CHI |
0 |
3 |
0 |
0 |
3 |
GB |
0 |
0 |
3 |
7 |
10 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011010210/2010/REG17/bears@packers
NFC-Northの同地区ライバル対決、地区優勝を決めているCHIが
TBが勝った為に勝利せねばならなくなったGBのホームに乗り込みました。
CHIは地区優勝が確定、勝てば1位シードの可能性も残しています。
オフェンスはbye後に爆発中、ここ2戦でも78得点と急激に進化しました。
逆にディフェンスは研究されてきたか失点が増えているのが気がかりです。
GBはエースQB離脱で足踏みしたものの、ここで勝てばプレーオフ進出決定。
オフェンスはQBロジャース復帰で不安要素はランのみか。
ディフェンスもNE戦で出た問題点を素早く修正、失点2位と安定感抜群です。
巧手ともにレベルの高い2チームの対戦はディフェンスが頑張り
ロースコアゲームに、攻め切れなかったCHIの隙をGBが突いていきました。
CHIは得点圏でのターンオーバー2回が響いて敗れました。
オフェンスは3 & OUTが7回、さらに後半だけでギャンブル失敗に2INTと
ターンオーバーを重ねて逃げ切りに失敗した形。
RBフォルテが15回 91ydsと好成績だっただけに、パスの乱調が悔やまれます。
ディフェンスは強力なGB相手に得点圏寸前で凌ぎ続け、
2ターンオーバー奪取などで得点機会を奪い続けていましたが、
10失点で勝てないのは見殺しにされた感じですね。
敗戦で2位シードが確定したCHI、4年ぶりのスーパーボウル出場に向け
byeの間にオフェンス修正しじっくり準備しておいてほしいです。
GBはディフェンスのビッグプレイでミスをカバーしプレーオフ進出決定。
オフェンスはターンオーバー2回、何度もハーフウェイライン付近で
止められていましたが、第3Q終盤の2ドライブでビッグプレイ連発し10得点、
最低限度の仕事はしましたが、ラン獲得でQBロジャースが21ydsで
最多というラン攻撃の貧弱さに課題が残る内容でした。
ディフェンスは3失点、ランではやられ何度も得点圏に迫られながらも、
ビッグプレイで凌ぎきりました。パス偏重のプレイコールに
助けられた感じでしたが、この勝負強さはプレーオフでも生きてきそう。
なんとか6位シードに滑り込んだGB、オフェンスに不安要素はありますが
ディフェンスの堅さがあれば大崩れはしないはず、
6位シードからのスーパーボウル進出も狙えると思いますよ。
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