この試合の結果を受けて逆転劇TOP10というのが
現地放送局で作られたようです。
日本語字幕月で見られるのでこちらでどうぞ。
http://www.nfljapan.com/streaming/20101221-1477.html
この試合が2位に入っていましたけど、
第4Q残り8分17秒からの逆転ですから評価されるのも当然ですね。
そして1位は納得、32点差逆転のあの試合でしたよ。
漫画を越えるようなドラマが起きうるのが面白いよなぁ。
放送 GAORA
実況・タージンさん、解説・板井征人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
PHI |
0 |
3 |
7 |
28 |
38 |
NYG |
7 |
17 |
0 |
7 |
31 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010121906/2010/REG15/eagles@giants
9勝4敗で並ぶ、NFC-Westの同地区ライバル対決、
WEEK 11では17-27でPHIが勝っており、PHIが勝つとスイープで優位に、
NYGは勝って直接対決の戦績をタイにしておきたいところです。
PHIはビッグプレイ能力の高さにQBヴィックの機動力で相手を翻弄しています。
bye後は全試合26点以上、パスの脅威が増したオフェンスは破壊力抜群。
ディフェンスはCBサミュエル復帰でビッグプレイ能力が復活しそう。
NYGは強力なディフェンスライン
ラインが強力なディフェンスは、すれ違いでQBを走らせない戦術が必要。
オフェンスは強力RBコンビに豊富なレシーバーが揃い幅広い攻撃が売りです。
第4Q残り8分強でNYGが21点リードと勝負あったかに見えましたが、
そこからPHIが同点まで追いつき、さらに劇的なサヨナラ勝利を収めました。
NYGは勝利を手中に収めかけていたものの、まさかの逆転負けを喫しました。
オフェンスはRBコンビが奮わず、パス成功率も60%に届かなかったものの
3rd downで8/17と要所でのプレイ成功率が高かったです。
終盤追いつかれましたが、1st down更新を重ねてフィールドポジションは
良くしていたので、オフェンスを責めるのは酷かな。
問題はディフェンスとスペシャルチーム、ディフェンスは
残り8分17秒から3回全て2分以内でTDを奪われ、それまでの好プレイをふいに。
スペシャルチームも最後はPドッジが蹴り出さず、プレイが崩れたとは言え
カバーチームも2つのタックルミスでリターンTDを許してしまいました。
これで地区優勝にはNYG2連勝にPHI2連敗と厳しい条件になってしまいました。
ワイルドカードレースではまだボーダーより上ですが、
ディフェンス・スペシャルチームの修正を急ぐ必要ありです。
PHIは完全に力負けしていた状態から、捨て身の攻撃で大逆転。
第3Qまでは攻略の糸口を掴めなかったオフェンスですが、
QBヴィックがスクランブルを多用し始めて打開し、第4Qだけで260yds獲得。
しかし通常のプレイでは封じられていた感じなのでそこは修正が必要。
ディフェンスはオフェンスのミスからの2TDを含め4TD献上、
終盤もきっちり止められず、時間を使われたのが問題。
スペシャルチームは最後に大仕事、……とは言えリターナーのWRジャクソンは
ボールの処理をミスしてタイミングが崩れ、それがリターンTDに繋がったという
怪我の功名的プレイ、もちろん能力ある選手なのでツキも味方した感じでしたが。
押されていたのに勝利を拾ったPHI、自力での地区優勝が決定まであと1勝、
多彩な戦術を用意して押された時に対処できるようにしておきたい所です。
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