今季期待されていたものの低迷しているチームとして
MIN・DAL・DENの3チームがありますが、
前の2つはすでにHCが解任され、そしてDENもこの試合の後に……
成績で評価されるシビアな世界だと痛感させられます。
放送 GAORA
実況・西澤あきらさん、解説・濱田篤則さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
DEN |
0 |
3 |
0 |
3 |
6 |
KC |
7 |
3 |
0 |
0 |
10 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010120503/2010/REG13/broncos@chiefs
AFC-Westの同地区ライバル対決ですが、KCが7勝で首位に対し、
DENは未だ3勝、開幕前にこの状態を予想できたでしょうか。
DENは3週前の1回目のKC戦に勝って以来2連敗中。
3試合で100失点、元々のディフェンスの脆さに出場時間増で成績低下中です。
オフェンスもランが出せず、ボールコントロールに苦しんでいます。
KCは逆にDEN戦の敗戦以降、2戦連続18点差と危なげなく連勝中です。
オフェンスは戦術理解が進んだのか、ここに来て得点力向上中。
ディフェンスもDEN戦での大敗から修正に成功、この試合で成果が問われます。
主導権を握りながらも攻めきれないKC、何とか粘るDENという構図で
ディフェンス主導のロースコアゲームとなりました。
DENはディフェンスが粘ったのですが、オフェンスが沈黙してしまいました。
オフェンスはRBモレノが23回 161ydsと1人で気を吐いていましたが
パスが9/28、成功率が30%台では組み立ても出来ませんね。
寒さの影響もあったでしょうけど、QBオートンの出来が酷すぎでした。
ディフェンスは後半無失点、自陣2ydsでギャンブル阻止、
さらにファンブルリカバーで失点の危機を回避と十分すぎる内容でしたが、
時間を37分超も使われ、オフェンスのリズムを失わせたのは問題だったか。
強みのパスを完全に封じられて負け越しが確定したDEN、
プレーオフ進出が無くなりHCマクダニエルスが解任されましたので
新しい力の発掘に期待したいところですね。
KCは決定力不足に苦しみながらも、序盤のリードを守りきりました。
オフェンスはラインが好調でラン出まくり、パスもそこそこの成功でしたが、
決定力不足とターンオーバーで10得点のみとちょっとちぐはぐ。
しかし37分超消費で相手の攻撃機会を奪った点は評価したいですね。
ディフェンスは前回49失点した相手にTDを許さず6失点のみ。
ラッシュとパスカバーがきっちりハマっていましたが、
その分ランでやられてしまった点は修正すべきポイントですね。
危うい戦いぶりでしたが地区首位を守ったKC、
ディフェンスに改善の兆しが見えたので、
この試合沈黙したオフェンスに+αの戦術を用意したいですね。
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