シーズン後半になると、成績が奮わないチーム同士の対戦が
ナイトゲームになってしまっている事が出てきてしまうのですが、
この試合も昨年の実績と前評判を考えると
この時期に相応しい対決だったはずなのになぁ。
放送 NHK-BS1
実況・中村泰人さん、解説・高野元秀さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
SF |
14 |
7 |
3 |
3 |
27 |
ARI |
3 |
3 |
0 |
0 |
6 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010112900/2010/REG12/49ers@cardinals
NFC-Westの同地区ライバル対決ですがともに3勝7敗、
SF・ARIともにQB固定に苦しんだ事が低迷に繋がっています。
SFは前週完封負けと勢いがそがれてしまった形。
オフェンスはパスがいまいちで、ゴール前での攻撃の幅を狭め得点力が伸びず。
ディフェンスは大きな隙は見当たらないものの、ビッグプレイ能力が低い印象。
ARIは攻撃力低下が守備にも影響を与える悪循環から抜け出せず5連敗中。
オフェンスはQB固定が遅れた事で、タレントを生かしきることが出来ず。
ディフェンスはビッグプレイも出せず、出場時間増の影響か成績も降下中です。
序盤からオフェンスの完成度が点差に表れ
その修正が出来ないまま試合が進んでいきました。
SFはラインの出来で相手を凌駕し圧勝。
この試合での数少ない問題がKアンドルースのFG2ミス、
代役とは言え不安が残る内容でした
オフェンスはQBスミスのパス成功率はいまいちでしたが、
RBウェストブルックが23回 136ydsと復活、RBディクソンも14回 54ydsと
今季絶望となったRBゴアの代役は確保できたのは好材料。
39分超消費でパス攻撃と守備の悪さを助けていました。
ディフェンスは出場時間が短かったこともあり動きが良く
許した1st downは8回だけ、攻撃力不足で苦しむ相手とは言え
TD無しで終えられたのは自信に繋がるかも。
何とかプレーオフ戦線に踏みとどまったSF、
パス攻撃の悪さを修正し、全勝して望みを繋ぎたいですね。
ARIはオフェンスが沈黙してしまい6連敗とトンネルを脱せず。
オフェンスはパス成功率が50%切り、ランも獲得13ydsと全く機能せず。
ラインとバックス・レシーバー陣の連携が上手くいっていない様に見え、
コーチ陣もハーフタイムで有効な手を打てずと散々な出来でした。
ディフェンスは前半に3TDを与えその差のまま押し切られました。後半に良化していたのはこの試合での数少ない収穫でしたが、
流れを変えるようなビッグプレイが奪えず相手のペースを崩せませんでした。
完敗で8敗目を喫したARI、プレーオフ進出はかなり厳しくなりました。
オフェンスがプレイの完成度を高め、ボールコントロールという
基本を大切にした戦術にシフトしていく方が良いかも。
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