地区優勝のハードルはそれぞれの地区で違うので、
地区優勝できなかったものの他地区よりも優れた成績のチームを救う
ワイルドカードというシステムはとても理に適っているなぁと
この試合の見ていると思っちゃいましたね。
放送 NHK-BS1
実況・一橋忠之さん、解説・生沢浩さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
NYG |
21 |
14 |
6 |
0 |
41 |
SEA |
0 |
0 |
0 |
7 |
7 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010110708/2010/REG9/giants@seahawks
混戦の地区内で首位を走っている2チームの対戦、攻守で爆発力を秘めるNYGが
大黒柱を失いオフェンスに不安を抱えるSEAのホームに乗り込みました。
NYGは5勝2敗、安定感は無いもののはまった時の力は凄まじいものがあります。
ここ3試合はオフェンスが好調、主要部門全てで1桁順位と隙が小さいです。
ディフェンスはラインは強力なものの、ここ2試合は失点が多く不安定な出来。
SEAは試合内容にムラがありながらも、勝負強さで4勝3敗と勝ち越しています。
オフェンスはQBハッセルベック離脱でのパス力低下をカバーできるかが鍵。
ディフェンスはパスに弱い為、ブリッツを上手く出し入れして対処したい所。
序盤は拮抗した展開に見えましたが、力の差が徐々に表れ
前半だけで勝負は決してしまった感じでした。
NYGは前半だけで5TDを奪い、悠々と勝利。
ディフェンスはここ2試合の出来の悪さを払拭する大暴れ。
サックは無かったものの2INT奪取、経験の少ない相手QBを
プレッシャーで混乱させ、喪失162ydsと言う事無しの成績を残しました。
オフェンスは最初のドライブこそファンブルロストしましたが、
その後5ドライブ連続TDを奪うと、後半は8分29秒、13分と
ロングドライブで時間を消費、オフェンス陣はスタッツ稼ぎまくり。
これもラインの働きが良かったから生み出されたものでしたね。
素晴らしいプレイ内容で完勝を収めたNYG、ディフェンスがこの内容を
続けられれば、スーパー制覇時の勢いを掴めそうですね。
SEAは攻守ともに良い所無く完敗。
オフェンスはいきなり3 & OUT3連発、さらに敵陣でINT2つに
ギャンブル失敗と得点機をみすみす逃し相手を勢いづけさせた形に。
第4Qに一矢を報いましたがQBホワイトハーストの経験不足が目立った内容。
それをカバーするのがコーチ陣の仕事なのですが、戦術が見えなかったです。
ディフェンスはスクリメージラインを支配されてしまい、ほとんどのプレイで
受身に立っていた形、第4Qはほぼランだけ使われたものの止められず
13分も費やされてしまったのは酷かったです。
柱を失った事で戦い方すら見失った感じのSEA、
ハッセルベックの復帰時期が未定なので、QBと守備の負担を減らすためにも、
ランとショートパスの精度を上げてボールコントロールする必要があります。
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