今年のサプライズチームはAFCは迷わずKC、
NFCではこの2チームかな。
TBは予想以上の善戦、ARIは先発QBの迷走ありながらこの勝敗、
どちらも開幕前に予想していない状況ですよ。
NFLはこういう事が多いのが面白いですな。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・藤田智さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
TB |
7 |
17 |
7 |
7 |
38 |
ARI |
7 |
7 |
14 |
7 |
35 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010103109/2010/REG8/buccaneers@cardinals
それぞれが地区内で首位争いをしているTBとARI、
好守の成績はぱっとしない中で勝ち星を重ねる勝負強い2チームの対戦。
TBは4勝2敗、3点差以内の試合で3戦全勝と勝負強さを見せています。
オフェンスは全部門中位以下も、第4Qで逆転が3回と勝負強さがあります。
ディフェンスは良し悪しがハッキリ分かれる内容で安定感はいまいちです。
ARIは3勝3敗、先発QBが固定できない中、地力の高さで何とか勝っています。
先発QBが固定できないオフェンスですが、WRブレストン復帰で向上するかも。
ディフェンスは層の薄さを戦術でカバーできず、成績が下位に沈んでいます。
両チームとも攻守ともにビッグプレイを連発し、終盤はシーソーゲームに、
最後にビッグプレイを繰り出したTBが逃げ切り勝利を収めました。
TBはディフェンスのビッグプレイ連発でまたも接戦をものにしました。
4INTしうち2つをリターンTDに繋げたディフェンスですが、
4TDを献上し一時は逆転を許すなどピリッとしない内容。
逆転後に2連続INTで再逆転を許さず逃げ切った点は
勝負強かったと評価しても良いかも。
オフェンスは序盤は苦戦しましたが、第2Qにロングパスが決まってから
調子を上げたのか70yds超のドライブ4回で24得点。
QBフリーマンが18/25 278yds 1TD、RBブラントが22回 120ydsと上出来な数字。
ファンブルロストが無ければもっと楽な展開に出来たかな。
ミスはあったものの、攻守ともに抜群の勝負強さを見せたTB、
しかし失点の多かったディフェンスは修正が急務ですね。
ARIは17点差をひっくり返したものの、攻守ともに詰めを欠き逆転負け。
オフェンスはQB2人がともに2INT、前半の2つはともにTDに
後半の2つは3点を追う第4Qに発生と勝負所でミスを犯してしまいました。
成績は標準以上だっただけに犯したミスが悔やまれる展開になりました。
ディフェンスは第3QのファンブルリカバーTD、第4Qでは大きく後退させ
FG失敗に追い込みと、逆転のお膳立てをしたものの実らず。
45yds超のプレイが3回、20yds超のプレイが8回とちょっとやられすぎ
スクリメージラインの争いも最後まで押され気味という印象を受けました。
オフェンスは向上もミスが多く、ディフェンスはやられまくりだったARI、
攻守の両輪が噛み合わせる為にもラン攻撃をもっと出す必要がありますな。
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