本当に近い場所にスタジアムがある2チームの対戦。
近すぎるがゆえに移転話も出易いのですが……
両チームのファンがまったく違う性質を持つので
このままでも良いような気がするのだけどなぁ。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・波木健太郎さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
OAK |
3 |
3 |
0 |
3 |
9 |
SF |
0 |
3 |
7 |
7 |
17 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010101710/2010/REG6/raiders@49ers
20kmも離れていない2チームの対戦、開幕5連敗と苦しむSFが、
2勝3敗と負け越しながらもまずまずの調子であるOAKを迎えました。
OAKは2勝3敗、前週は同地区のSDを破り勢いに乗って連勝と行きたい所。
オフェンスは好機が多いとは言え得点力がアップしている点は期待できます。
ディフェンスは選手層の割に戦術と拙攻の影響か失点数が減らせていません。
SFは開幕5連敗も、ようやくチームの歯車は噛み合い始めてきました。
オフェンスはラインが弱いものの、パスが機能し始めており期待大。
ディフェンスはラン対策が急務、こちらもラインの奮起が必要です。
序盤はOAKが試合を支配していたのですが、
中盤からはSFが調子を上げて逆転劇を見せました。
OAKは最初の2ドライブの勢いを保てず逆転負け。
最初の2ドライブで25プレイ 1st down×8ながら6点に終わったオフェンスは、
その後3 & OUTが6回にINT2回、FGでの3点しか追加できず。
QBキャンベルが8/21、RBブッシュが20回47yds、これでは攻撃が続きません。
ラインも選手間の連携も悪いし、それを改善する戦術も感じられませんでした。
ディフェンスは最初の5ドライブは良かったものの、前半最後にFGを奪われると、
後半にはまずは時間を使われるドライブで逆転TDを献上。
さらに1点差に追いついた後にはビッグプレイ連発でTDを奪われと大崩れ。
ハーフタイム後に次の手を繰り出せなかった事で攻略された感じでした。
失点の面では改善したものの、オフェンスに大きな課題が残ったOAK。
QBグラドコウスキーが戻ってこないとずるずるとやられてしまうかも。
SFは後半は別チームのようなプレイ内容で逆転勝利。
最初の2ドライブは79yds・85ydsと進まれたディフェンスですが、
2回ともFGに抑えたのが大きかったです。その後は2回しか1st downを更新させず、
ほぼシャットアウト状態で被TD0、1点差に追いつかれるFGが
良い局面で与えたものではなかったですが、素晴らしい出来でした。
オフェンスは前半最後のドライブでFG奪取、ここで何かを掴んだのか
後半はQBスミスが8/13と成功率改善、さらにRBゴアの64ydsランがあり2TD奪取。
パスが復調した事でランも出る良い流れを作れました。
しかし反則の多さは直していかないといけませんね。
ようやっと初勝利を挙げたSF、後半のような戦い方に加え
反則が減らせれば、いまからでも遅れは取り戻せる……かも。
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